文/中国の大法弟子
【明慧日本2022年8月31日】私が2014年に、不当に刑務所に拘束されていた時、ある受刑者も入所していました。彼女はある部門の元課長で、経済的案件で、7年間の刑を受けました。ここで、彼女を雷さんと呼びます。雷さんは病気のため、保証人を立て一時出所し入院し、すこし回復したら、また刑務所に戻ってきました。
私は刑務所の労働を断るので、ずっと独房に閉じ込めらており、そして私を監視する受刑者もいます。当時、私が居た独房は3階です。毎日、他の受刑者が労働に出た時、警官は、1階と、2階の体がとても弱っている受刑者を3階の各独房に送ります。雷さんは毎回1階から3階まで、登りながら休んで、顔が真っ白で、唇は紫色で、汗をいっぱいかいて、息が荒くて、独房に入ると、すぐ窓に向かってヒィーヒィーと喘いでいました。
私は彼女の辛さを見て、どうしたの? と聞いてみると、彼女は私に自分の身体の状況を話しました。彼女は気管支炎、気管支拡張症、心臓病、高血圧などの病気があって、長い間、ずっと薬を飲んでいました。彼女は腸の病気もあり、10日間~15日間に1回しか排便がなく、刑務所に入所していない時は、定期的に腸内洗浄をしていました。雷さんは病気を治すため、全国各地の有名な病院へ走り回っていました。専門家の診断によると、彼女の気管支拡張症はすでに変形していて、治ることはない、辛い病いです。雷さんは、家の中に多くの設備があり、常に酸素吸入、注射、薬、点滴などの方法で制御していました。
夜になると、雷さんは横になって寝ることができず、横になると、すぐに呼吸ができなくなり、座るかたちで、掛け布団を畳んで、枕を上に載せて、それに依りかかり座るとすこしは寝ることができます。しかし、また呼吸ができなくなって起きて、トイレで咳をするしかないのです。
ある日、雷さんは意識不明になり、なんとかまた救い出され、涙を流しながら私に、「お姉さん、今回恐らく私は乗り越えられない、私は生きたまま外に出られない、私はまだ10カ月の刑期があります」と言いました。私は、「私はあなたを救う方法があります。あなたは信じますか?」と話しました。彼女は「信じます、教えてください」と言いました。
私は彼女に大法の素晴らしさと、法輪功迫害の実態を伝え、邪党の殺人の歴史などを話しました。私は、「あなたは党、団、隊を脱退して、また心込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じれば、如何なる難も乗り越えることができます」と話しました。彼女は「本当に役に立ちますか」と聞いて、私は、「あなたはまだ10カ月の刑期があり、本当かどうか、あなたが心を込めて念じれば分かります」と言いました。
彼女は共産党組織から脱退することを喜んで了承しました。そして、「私は心を込めて念じます」と言いました。その日から雷さんの状況は徐々によくなってきました。私は、「あなたは心込めて念じるだけでなく、『真・善・忍』に基づいて行うべきです」と話しました。彼女は「わかりました」と言いました。
それから、2、3カ月過ぎたある日、雷さんは喜んで私の両手を握って、「お姉さん、本当に感謝します。私の病気が完全に快復しました」と言いました。私は、「私に感謝しないで、大法の師父に感謝しましょう。師父はあなたを助けました」と言いました。彼女はすぐ合掌して、「師父、ありがとうございます。師父、ありがとうございます」と言いました。
雷さんは「私は本当に幸運です。今回の刑務所に入ったかいがあります。全国の有名な病院には私の病気を治せなかったが、心込めて『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を念じただけで、病気が消えました。本当に不思議で、本当に奇跡です。私の夫と息子は私を見舞いに来た時、私の状況を見てとても驚きました。私は彼らに『これは秘密です。今話せない、家に帰ったら教えます』と言いました」と話しました。
彼女は私に「お姉さん、私の以前の状態を思い出してみてください、ホルモンを食べると、すぐに顔も変形しました。唇は紫色でしたが、今の私の顔色は正常に戻って、唇も赤色になって、腸の病気も消え、体は完全に回復して、働くこともできます。私は帰ったら、まず法輪功の人を探します。法輪功の本を読みたいです」と言いました。