急性壊死性膵炎 娘は九死に一生を得る
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年8月19日】長女は2014年の旧正月の日に急性壊死性膵炎だと診断され、耐えられないほどの痛みがありました。医者から2回も危篤通知が出され、他の地方にいる息子や親戚も娘の入院先の病院に駆けつけました。娘の状態を知った私は、そこまで心配はしておらず、慌ててはいませんでした。というのは、「師父が私の家族も見守ってくださっているから、きっと大丈夫だ」と考えていたからです。

 私は同修を呼んできて、発正念をしてもらうことにしました。同修は「落ち着いてね。師父がおられ、大法があるから、きっと大丈夫ですよ」と言ってくれました。この状況でやはり、自分が内に向けて探さなければならないと思いました。「頑固でせっかちで、他人に言われると嫌になり、怒ってしまうことが多い」などを探し出しました。それらの執着があるので、邪悪に隙に乗じられたのだとわかりました。そして「私に隙があったとしても、大法に則って自分を正します。邪悪が私を迫害することを許さない!」と思いました。

 娘が手術室に入る前、私は娘に「目が覚めているうちは、『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と必ず唱えてね。師父がきっとあなたを救ってくださいます」と言いました。そして、私はその場にいる親戚や友人たち全員に、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を念じるようにお願いしました。娘の手術中、廊下で待っていた30~40人は、私が言う通りに念じ続けました。

 手術は順調に終わりましたが、切り取られた壊死した部分の膵臓は真っ黒でした。手術を行った省で有名な専門医から娘の状態を聞きましたが、首を横に振りました。

 昏睡状態で、体のあちこちに12本のチューブが挿入されている娘の姿をみて、言葉では言い表せないほど複雑な気持ちになりまそたが、「師父と大法がおられるので、娘は必ず良くなる」と一心に思っていたのです。それから、師父の説法の録音を娘に繰り返し聞かせました。「録音からの声は、十方世界を震わせる」と信じていたからです。その場にいる友人や親戚たちは、娘の目が覚めるまで「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」とずっと唱え続けました。そして目が覚めた娘をみて、全員が「ほっ」として合掌しました。

 手術から1カ月ほど経った頃、娘が寝ているようで寝ていないかのように見えたとき、娘が突然、「お腹の中から、白と黒の小人2人が出て行って、ちらっと私の方を振り返って見たの。それを見て、私は驚くあまり、大声を上げてしまった」と、見えた光景を話してくれました。そばで話を聞いていたヘルパーは「これは良いことですよ」言いました。それは、死神が娘から離れて行ったことを意味すると私は理解しました。

 急性壊死性膵炎の患者の生存率は極めて低く、病棟の医者や看護師たち誰もが、娘がこんなによくなるとは思ってもいませんでした。娘の手術担当の専門医は、娘の術後のレントゲン撮影を見て、「この人は私が手術した人ですか?」と尋ねました。娘がまだ生きているとは、ちょっと信じがたい表情になっていました。

 娘が生還したことによって、友人や親戚は大法のことを正しく認識することができ、大法に対する態度が変わりました。病院の医療スタッフたちも、娘のことを「佛様のご加護があるのでしょう、運が強い人だ」と話しました。

 その後、娘は大法の修煉の道に入りました。これは、私が最も望んでいたことでした。

 次に、孫のことをお話しします。孫は大壮と言います。2011年の旧正月6日、大壮は急病でICUに搬送されました。医者は「心筋梗塞」と診断し、ステントを入れることを決めました。病院からは「手術前には、家族の中の一人しか付き添えない」と言われたので、孫の大壮は、法輪大法を学んでいる私を選びました。私は以前、同修と交流したことがあり、もし、家族の誰かが急病になったら、慌てずに「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱えれば、無事に切り抜けることができると分かっていました。

 ですから、孫のベッドのそばで「壮ちゃん、私たちと一緒に法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしいを念じましょうね。師父が見守ってくださるから、怖がらないでね」と言いました。孫が手術室に入る前まで念じ続けました。

 40分後、孫は手術室から出てきました。医者は、孫の心臓には問題がなく、ステントを入れる必要がないと言われて、家族みんなが心から喜びました。

 大壮は小さいころから、私のそばで育てられました。そのため、大法をよく知り、そして信じています。 この体験を通じて、大壮はさらに大法への確信を深めました。先ほど話した、死から蘇った娘は大壮の母親です。大壮の体験が先で、娘の体験が後でした。

 大壮が私の家に来ると、先ず手を洗って、師父にお香を上げることを習慣としています。「法輪大法は素晴らしい」と心に刻んでいる大壮は、就職活動から個人経営者になるまで、結婚や子供が生まれるまですべて順調です。

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 法輪大法は奇跡的な力を持ち、その力は細微なところから洪大なところまで遍く広がっています。今回紹介した例は、世俗的なレベルでの大法の力を示す小さな現れに過ぎません。大法は人間に恩恵をもたらすことができますが、人を返本帰真させることが目的です。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/16/446300.html)
 
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