ある100歳の大法弟子
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 文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年9月29日】知り合いのある年配の大法弟子は去年(2021年)ちょうど100歳になり、みんなと一緒に師父に新年のご挨拶を申し上げました。今年もこの年配の大法弟子に会いに行くと、とても元気にしています。彼は最近の状況を話してくれました。

 少し前、彼の娘が実家に帰ってきました。その際、年配の大法弟子は娘に「師父がいてくださるから、何も心配いらないよ」と伝えました。朝ぐっすり眠っていると、突然耳元で「早く起きて! 煉功の時間だよ!」という声が聞こえるそうです。また、時々「座禅は1時間続けるのだ」という声が聞こえてきたり、発正念の時間になると、再び「発正念だ! 発正念の時間だ!」という声が聞こえたりするといいます。

 ある日、ごみを捨てに行くとき、階段で転んでしまいましたが、老人は「師父、お願いです。私を起こしてください」というと、本当に難なく起き上がれました。

 彼が言うには、「師父は常に私を見守ってくださっている」というのです。ある日、師父にお線香をあげている時、3本のうち1本だけ短くなっていました。すぐに最近、テレビの見過ぎだと気づき、その後、線香の長さは元に戻ったそうです。またある日、再び、線香の長さが不揃いになりました。最近テレビは見ていないのにどうしてでしょう? 老人は内に向けて自分を探すと、言ってはいけない言葉を口にしたことに気づき、すぐに師父に謝りました。すると、長さがまちまちだった線香はなんと燃え尽きる頃に、一斉に火が消えたのです。

 年配の大法弟子はずっと一人暮らしです。子どもたちが心配して一緒に住みたがっていますが、彼は「師父が常にご加護してくださるから大丈夫さ」と子どもたちの好意をやんわり断りました。

 彼は自分の身に起きた多くの奇跡を教えてくれました。

 ある日、家の電話が故障したのか相手からかけてくることも、自分からかけることもできなくなりました。師父にお願いしたところ、なんと息子からの電話がかかってきたのです。息子は師父が治してくださったと信じようとせず、再びかけてきたところ、案の定つながりません。そして、回線に問題があることが分かり、それから、息子はようやく師父のおかげだと信じたのです。

 またある日、ガスコンロの火がつかなくなり、料理ができなくなりました。師父にお願いしたところ、ガスコンロに再び火が付いたと言います。師父は本当に年配の大法弟子の生活を見守っておられるのです。

 少し前、また年配の大法弟子に会いに行きました。ちょうど別の同修も彼に会いに行き、真相カレンダーを3冊渡しました。老人は2冊を2人の息子に、1冊は自分用に残すと言いました。

 先日、年配の大法弟子から師父の説法が入ったCDが壊れたので、修理を頼まれました。修理にもっていく前、ふと、この年配の大法弟子の日ごろの行いを思い出し、私も師父の法像の前に跪き、助けを求めました。確かに求める心を抱いてはいけませんが、しかし、彼はこのCDがないと学法ができませんので、私は師父に3回叩頭し、許しを乞いました。

 そして、そのCDをプレイヤーで再生したところ、なんと直ったのです!

 師父に感謝いたします!

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/18/433749.html)
 
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