文/中国湖南省の大法弟子 竹梅
【明慧日本2022年10月9日】2005年のある日、仕事中に突然妹から電話があり、「二番目の姉が脳梗塞で病院に運ばれて救急手当を受けているので、急いで来てください」と言われました。そこで私は仕事を休ませてもらい、病院に駆けつけました。
病室に入り、ベッドに横たわる姉を見つけ、私は姉のところへ行き、身を寄せて姉の耳元で「私が誰だかわかる?」と聞くと姉は「分かる」と答えました。私は、「よかった、私の話をよく聞いてね。誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい』と、心からの九文字(中国語では法輪大法好、真、善、忍好で九文字)を念じて。今は大法の師父しかあなたを救えないので、絶対念じ続けてね」と言いました。姉は「そうする」と返事をしました。
私は昼間出勤し、夜に病院へ行き、姉の世話をしました。大法の文言が書かれたカードを持って病院へ行きました。
一週間経っても姉の病状が好転しないので、義兄は姉の治療を止めようとしました。義兄は、家が貧しく入院費用をこれ以上払えないし、医者から救急措置から生還しても障害が残って廃人のようになると言われたので、「元気な体にならないのだったら、このまま逝ったほうが良いかもしれない」と考えたからです。しかし、家族は強く反対しました。
姉は40代で、小さいころから生活が苦しく、結婚後も貧しい生活が続き、1日も楽な生活をしたことはありませんでした。息子2人はまだ結婚しておらず、当時、地方に出稼ぎに行っていました。
義兄は息子2人に電話をかけ、「お母さんに会いに早く家に帰ってきなさい」と呼び戻そうとしました。甥っ子2人から私に電話がかかってきたとき、「安心して仕事をしてください。お母さんに何かあったら連絡するから」と言いました。とはいえ、電話を切ってから、私も思わず泣いてしまいました。
病院からは危篤通知が出され、家に連れて帰るか、他の病院に転院するかと言われました。私は「武漢の病院に転院する」と言いました。医者は、武漢まで持つのは難しく、途中で死ぬだろうと言いました。武漢に転院するには、家族のサインが必要でした。途中で何があっても病院には責任がないという証明でした。義兄にサインを頼んだのですが、サインをしてくれないので、「じゃあ、私がサインします」と言いました。
それから、私はすぐに友人に頼んで救急車を手配してもらい、義兄の知人がすでに武漢の病院を探してくれていたので、私たちはすぐに出発し病院に向かいました。私と妻、三番目の姉、義兄、妹の5人が姉の救急車に同乗しました。私は皆に、心からの九文字を心の中で唱えるよう、無事に到着することを大法の師父にお願いするようにと言ったのです。全員「はい」と頷きました。私は姉に「心からの九文字を念じ続けてね。師父がきっと救ってくださいます」と言いました。
2時間ほどかかりましたが、途中本当にハラハラしました。省の人民病院に着くと、非常に多くの患者さんがいました。病院に手術することを予約しましたが、患者さんが多くて2日後の手術になりました。それで妻に姉の世話を任せ、みんなは家に帰ることにしました。
妻は毎日、姉に心からの九文字を念じるように促しました。姉も病室でできる限り声を出して念じていました。
姉の手術の日が来ました。手術は朝から午後まで8時間に及んだのですが、手術は成功しました! 姉は法輪大法を信じ、大法の恩恵を受けたのです! 退院した後、姉の片目の瞼が下がって、物が見えにくくなっている後遺症がありました。医者はよくなるかどうかわからないと話しました。
私は姉に「心からの九文字を続けて念じれば、瞼も治る」と言いました。2年過ぎたところ、姉の目の瞼が完全に回復しました。さらに、数年後、姉は完全に自立生活ができるようになりました。今も、姉は心からの九文字を念じ続けています。「法輪大法の師父が新たな命を与えてくださった」と姉はよくわかっており、人にも体験したことを話しています。
発病から17年が過ぎましたが、病院から死の宣告を受けた姉は、今も元気に生きています。姉は一昨年、私と一緒に北京に旅行に行き、万里の長城に登りました。姉の次男は「お母さん、元気だね。万里の長城に登れるなんて、すごいよ」と言いました。
万里の長城に登っている他の多くの人は大変疲れている様子でしたが、姉は普通に登り切りました。これもまた、大法を信じているため、奇跡的な出来事だと思います。
現在、姉には孫がおり、河北省滄州市で次男一家と暮らしていますが、今年に入ってからアルバイトをし始め、月に2000元以上の収入を得ています。
人々が心から法輪大法を尊重すれば、自分自身に安全と幸福をもたらすことができるのです。中国共産党による法輪大法への報道はすべて捏造したもので、人類の最も本質的なものを破壊しています。中国の人々が中共の邪悪な本質を認識できることを願っています。現在、法輪大法は世界100以上の国と地域に広がり、世界の人々から高い評価を受けています。
私は、中国の人々が、大法と大法弟子に対して、中共による嘘偽りを信じないようにと願っています。そして、より良い未来を手に入れるために、大法のことを理解するように望んでいます。