嫉妬心を取り除く奇跡的な体験
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 文/黒龍江省の大法弟子

 【明慧日本2022年10月22日】田舎で生まれた私は、子供の頃から短気で、誰にも言われたくない性格でした。褒められて育った私は、自己中心で負けず嫌い、そして、目立ちたがり屋で、嫉妬深い人でした。

 私は1998年に法輪大法の修煉を始めました。修煉の過程で、私は自分に負けず嫌いな心と強い嫉妬心があることに気づき、これらの心を修めようと努力しました。しかし、名誉を求める心と面子を重んじる心に隠され、いつも表面だけで、その根っこには触れていません。

 数年前、同修から「あなたの前で他人の良いことを言うと、あなたは機嫌が悪くなる」と言われたことがあります。当時は「私はただ勝ち気で、人に引けを取りたくないだけだ」と納得がいきませんでした。 当時の私は学法が少ないため、法の上で向上することができず、同修からの注意を受け入れず、根本的な嫉妬心を保護してしまいました。結局、その心はますます強くなり、触ると爆発するほど大きくなりました。まさに師父が説かれているように「他人に良いことがあったら、その人のために喜ぶどころか、自分の心のバランスがとれなくなります」[1]、その通りです。また、私にはよく同修を見下す心もあり、これも嫉妬心によるものだと思いますが、長年の修煉の中で、なかなか取り除くことができませんでした。

 先日、同修が家に来て、交流の中で、私のことを自己中心的すぎると言いました。同修は指折り数えながら、あれこれ私の間違ったことを指摘していました。彼女が言ったことは、私たちが以前、一緒に迫害されている同修の救助に協力していた時、意見が違ったことでした。そのことについて、すでに話し合って解決しましたが、彼女は今もこれらのことを言っています。そして、彼女は自分の曲解した事で私をむやみに非難していました。

 それらの話を聞いていた私は、とてもつらく、理不尽であると思いました。しかしその時、「私には人に言われたくない心がある。今回こそ必ず心性を守って、何も弁解をしない」と一念を入れました。「これはあなたを向上させるためだ」と自分に言い聞かせました。師父が私の正しい念を加持してくださると思いました。私は彼女を見ずに、自分のパソコンを見て「心性を守れ! 必ず守れ!」と心の中で自分に言い続け、一言も反論しませんでした。最後に、私は同修に「今日は弁解もせず、やっと心性を守ることができました。ありがとうございます」と感謝しました。それに対して、同修は「でも、あなたの表情から納得していなかったように見えますが」と言いました。

 私は同修に師父の説法を暗唱して聞かせました。「振り返って見たら、二人はちょうど憎々しげに、調子に乗って悪口を言っているではありませんか。そこで、彼もついに我慢できなくなり、かっとなって相手と喧嘩してしまう可能性もあります。このように、人と人との間にトラブルが発生した時に、穏やかな心を保つことは大変難しいものです[1] 

 私は同修に「先ほどあなたが話す時、敢えてあなたを見ていませんでした。それで気持ちが楽になりました」と説明しました。私たちは穏やかな雰囲気の中で交流を済ませました。

 今回同修に指摘されたことで、私は自分に存在している名利心や顕示心、恐怖心、色欲心、怨恨心、嫉妬心、それに、慈悲心が欠けているところ、口を修めないところ、自己中心で利己的なところなど、たくさんの問題に気づきました。心性を高めようという一念から、我慢することができました。実は、同修は私が嫉妬心を修めることを手伝ってくれました。

 同修が帰った後、彼女に言われた言葉が何度も何度も頭の中に浮かび上がり、時には憤りのために心が穏やかでなくなり、学法と煉功をする時にも顕れて集中できませんでした。そんな私を向上させるために、師父は娘の言葉を通じて私を悟らせてくださいました。娘も大法を修煉しています。私が娘に「昨日、同修が来て、いろいろなことを言われた」と言うと、娘は「人が何を言っても、それを気にしないほうがいい。お母さんを向上させるために、同修が助けに来てくれ、すべて良いことだと思います。それに対して、お母さんも不満を言わず、それは相手の空間場に悪い物を投げることになりますので、ひたすら内に向けて自分の非を探し、自分を修めるべきだと思います」と言ってくれました。さらに、娘は「実は、私たちに何ができるのでしょうか? 全部師父がしてくださり、すべて手配してくださいました。それを私たちの成績と見なされ、ステージに上げて表彰してくださいます」と自分の感想を言いました。その言葉に私は大きく感動し、一瞬にして師父の果てのない慈悲を感じました。

 続いて、娘は「お母さん、私の根本的な執着心は何か、分かりますか?」と私に聞きました。「それは、抜きん出ようとする心です。自分が成し遂げられなかったことを、今度は子どもに優秀な人材になるよう求めるのです」と言いました。娘の言葉から、私は自分の根本的な執着心を見つけました。それは、他人が自分より優れていることを許さない、自分より良くなることを許さないという心です。私は心の底から「師父、それは本当の私ではありません。私はその心は要りません。弟子にあったその嫉妬心を取り除いてください!」とお願いしました。この一念は、生命の本質の最も深いところにある、生まれながらの真の私から発せられたものです。この一念を発した途端、体が大きく変化し、心を重くしていた石のようなものがなくなり、心が空っぽになり、軽くて何もない、とても言葉で表現できない心地よさを感じました。

 同修が助けに来てくれ、私を向上させるために来てくれたことに感謝します。 本当にありがとうございます。 私の頑固な執着心を取り除くために、師父が同修を私のところに来るようにしてくださいました。

 法輪大法が私の夫を変えた

 私の夫はもともと善良で勤勉な人でしたが、常人社会に染められ、毎日タバコを吸い、酒を飲み、麻雀ばかりしていました。夫は家庭を旅館のように扱い、朝から晩まで麻雀をし、家の事は何もせず、一日三回も酒を飲み、果物を食べる時さえ酒が欠かせませんでした。夫自身も「俺が飲んだ酒はタンク車いっぱいよりも多い」と言っていました。後期には、酒を飲み終わると狂ってしまい、家庭に平和が訪れる日はありませんでした。それだけでなく、夫は食べ物についてとてもうるさく、食事をするたびにあれこれと不満が多かったのです。

 私は小さな商売を営んでおり、とても忙しいのです。「あなたは家の事を何も手伝わず、毎日遊んでばかりいるのに、食事にこだわりすぎる」と不満を言うと、すぐに夫婦喧嘩に転じてしまいます。夫は食器を投げたり、私を殴ったり、罵声を浴びせたりするのが日常茶飯事のようになっていました。子供は地方で仕事をしていても家のことが心配で、お父さんがまた私を殴っているのではないかと心配していました。夫はこれらの悪習に染まっていて、また正しい生活習慣を守らないため、健康状態はとても悪くなっていました。まだ50代なのに70代よりも体の状態が悪く、歩くとよく転んでしまい、他人の助けがないと、自力で起き上がれないほどでした。短気で、よく興奮する性格に加えて、常に夜更かしをして麻雀をしていたため、夫はうつ病になりましたが、それを私のせいにしました。また、狂ったように酒を飲んでいた結果、痛風になったときも、私が怒こらせたからだと言っていました。夫はいつも家で疲れ果てるまで大騒ぎをして、我が家に穏やかな日はありませんでした。

 私は法輪大法を修煉しています。師父は私たちに良い人、さらに良い人になり、どんなことでも人のために考えるように教えてくださいました。私は夫に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」を唱えさせ、大法のお守りを身につけるようにしました。そして、師父の各地での説法を聴かせました。

 ある時、夫はうつ病で何日も眠れませんでした。私が深夜0時に起きて発正念をする時、夫は「ぜんぜん眠れない」と言っていました。苦しんでいる夫を見て、私は「師父に助けをお願いしましょう」と言うと、夫は同意しました。すると、信じられないほど、5分もないうちに夫はいびきをかき始めました。夫はそのまま朝の6時まで熟睡しました。起床後、夫は「よくなった! 頭がすっきりして、本当によくなった!」と言いました。私は嬉しくて「早く師父に感謝してね! 師父があなたを治してくださいました!」と言いました。夫はすぐに師父の写真の前で跪いて感謝しました。

 それから、夫はいつも師父の説法録音を聞くようになり、毎日新唐人テレビを見ています。うつ病と痛風はどちらも医学的には治りにくい病気です。しかし、夫は治療することもなく、師父の説法録音を聞くだけで完全に快復しました!

 夫がタバコと酒をやめたこともとても不思議で、あっという間にやめることができました。意志の弱い夫は、大法の助けがなければ、あんなに簡単にやめることは不可能です。今は麻雀もやめました。夫はこれらの悪習をやめてから、体はますます良くなり、階段を上り下りしても疲れを感じなくなり、気持ちも明るくなり、めったに怒らず、食べ残した物も平気に食べられるようになりました。嬉しいことに、家事もできるようになり、朝私が煉功をすると、夫は私に料理を作ってくれます。これは今までになかったことです。法輪大法は夫をすっかり変えました。夫は私の修煉も支持するようになりました。本当に師父に感謝し、大法に感謝します!

 法輪大法を修煉していなければ、私たちの幸せな家庭も、今日の夫もありません。弟子の私は師父のご恩に報いることはできません。精進、さらに精進していきたいと思います。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/12/450038.html)
 
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