心からの九文字を心から念じて起きた奇跡
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2022年11月6日】ある人が病気で辛いとき、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」(中国語で九文字。以下、心からの九文字)と唱えるように教えると、「唱えましたよ」と答えるのです。つまり、暗唱したけれども、効かなかったと言いたかったのでしょう。「本当に心を込めて暗唱しましたか?」と聞くと、相手は答えられません。

 人は病気になると病院に行って治療を受け、数日間薬を飲んで治ることもあれば、場合によっては何度も治療を受け、たくさんのお金を使って苦しんでも治らず、場合によっては死ぬこともあるのです。心からの九文字を心の底から念じなければ、病気が治ることがあり得るでしょうか? 

 以下、二つの体験を話したいと思います。

 数年前、妻が突然、乳房からの出血に気づき、段々ひどくなってきたのです。地元の腫瘍病院でマンモグラフィーと細胞検診をしたところ、非常に重症ですぐに入院しなければならないとのことでした。突然なことで、半信半疑になっていた私たちは、別の有名な病院に行って再検査しましたが、同じ結果でした。そして、医者からの説明もなく、妻はそのまま入院させられ、手術の準備に入りました。先生の表情から、妻の病状の深刻さが伝わってきました。

 以前、私が妻に心からの九文字を唱えるように言うと、妻はただ微笑むだけでした。 しかし、重病を患ったとわかって、再び唱えるように言うと、今度は厳粛にうなずいて同意したのです。私たちはただ、腫瘍が悪性でないことを祈り、師父に妻を救ってくださるようお願いしました。

 入院3日目、妻は手術室に運ばれ、全身麻酔をかけられました。手術台に横たわる妻は、孤独と恐怖を感じましたが、心からの九文字を唱えることが心の支えになり、そうしているうちに意識を失ってしまいました。

 生検の結果、乳管内乳頭腫で良性であることが確認されました。病室で目を覚まし、鎮痛ポンプも使っていなかった妻は1人でトイレに行くことができ、切開部が回復するまで痛みがなかったのです。同じ病室の患者たちが「鎮痛剤も使わず、切開部の痛みがないなんて」と驚くほどでした。妻は手術前の検査で症状がひどかったのですが、手術後3日で退院できました。

 もしかしたら、それはたまたまだと言う人もいるかもしれませんが、もう一つの例を挙げます。

 二番目の義姉(妻の姉)は昔から健康状態が悪く、時々突然息切れや胸のつかえ、脱力感、寝込むことがありました。2019年、交通事故に遭った義姉は、顔の手術をした後、体調が悪化し、あちこちで治療を受けましたが、効果はありませんでした。その後、山東省のある病院で精密検査を受けたところ、脳血管の狭窄で、ステント手術をしないと命に関わると言われました。病状が深刻なため、義姉の娘は義姉をハルビンに連れて行き、ステントの手術を受けさせました。手術後、医者は家族に「患者の健康状態が非常に悪いので、体調を注意深く観察してください。指示通りに再検査をするように」と告げました。

 義姉は一命を取り留めたものの、帰宅してから、腰椎が変形し、体が片側に傾く症状が現れました。薬や鍼灸治療でも改善されず、体調がどんどん悪くなったのです。妻が「漢方医で運試しをするのなら、うちに来ない?」と誘ったのです。

 何度か休憩して階段に上がる姉の姿を見て、妻は涙を流しながら、「飛行機に乗った感想は?」と聞くと、「飛行機に乗っていたとき、何を考えていたと思う?」と、義姉が聞き返しました。「え! 知らないよ」と妻は納得のいかない顔をしていました。「心からの九文字を暗唱するように言ってくれたのを覚えている? なぜか飛行機に乗ってそれを思い出し、ずっと唱え続けたら本当に効いたのよ!」と義姉は興奮気味に言いました。「本当なの?」と妻もうれしくなりました。

 漢方医を受診したところ、「どの内臓も健康ではない。漢方薬を処方するので、飲んで様子をみよう。まず深刻な病気から治療し、腰椎などは後にしましょう」と言われました。 診察から戻ると、義姉は私たちに「法輪功を教えてください」と言ったのです。本当に学びたい気持ちが伝わってきました。時間の関係で、義姉は功法の動作を学んだだけで、宝物である『轉法輪』を持って、山東省の自宅に帰りました。

 ところが、帰宅した義姉は奇跡的に背筋がピンと伸びていました。このことは、親戚や近所の人たちの間で大騒ぎになったのです。2021年になって、義姉は家のすべての農作業をこなしただけでなく(義姉の夫は出稼ぎに行って不在)、外に出て3000元以上の収入を得たのです。義姉のことをよく知る人たちは、「昔の病弱な姿とは全然違う」と口を揃えて言います。

 実は、義姉は時間があるとき、法輪大法の本を読んだり、功を煉るだけでしたが、誠心誠意に心からの九文字をずっと唱え続けていました。この真心からの念で奇跡が起こり、義姉は生き返り、瀕死状態から健康な体になりました。

 中国共産党が法輪大法を誹謗中傷し、大法弟子に迫害を加えている今、義姉の心の底からの思いはどれほど貴重でしょうか。心から真心で「心からの九文字」を念じましょう! 

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/24/451082.html)
 
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