【明慧日本2022年12月4日】中国メディアは11月30日、「江沢民死去」のニュースを公に報じた。街頭の人々も「江沢民が死んだ!」と話し合っていた。江沢民は1999年7月以来、法輪功への弾圧を指揮し中国全土に強制してきた張本人であり、人々を苦しめてきた。その死に安堵し、この苦しみも終わるかと拍手した人もいれば、あるWeChatの車好きグループの中には、それを祝おうと11月29日夜に爆竹を鳴らした人もいた。
実際は、数日前、地元の政府で働いていた人々が、「江沢民は死んだ」と言った。法輪功を迫害する主犯として、江沢民は機械と薬を使って呼吸を維持し、何年間生きていたか中国共産党(以下、中共)自身が知っている。嘘をついて隠し、隠しきれなくなる日が必ず来る。
中共が江沢民の訃報を発表する2日間前、都市に住むある法輪功学習者が人々に、中共による法輪功迫害の実態を伝えに出かけた。その際出会った1人の男性に2023年の「明慧カレンダー」を手渡した。その男性は「台湾に行ったことがあり、法輪功は優れていることは分かっている。江沢民によって迫害されていることも知っている」と話した。彼は別の明慧の特別刊行物「江沢民の三大罪」を受け取り、この小冊子に興味があると言った。学習者は興奮して「江沢民は死んだ」と彼に教えた。2日後、中共も遂に「江沢民死去」というニュースを公表した。
この街の建築設計研究所の経営者は、普段から中共のニュースを気にせず、江沢民を非常に嫌っていた。11月30日、彼はわざわざ、「江沢民死去」というニュースを彼の職場のWeChatグループに送り、皆に知らせた。
11月中旬、私はバスの中でのテレビ局で働いている男性に会い、長時間乗っていたので、私達は雑談した。彼は「江沢民が法輪功を弾圧した時代、私達は法輪功を誹謗中傷する内容を放送し、至る所で批判を行った」と話した。
「これでまだ終わりではない。その後、私達は全員、江沢民が発動したこの弾圧の巻き添えになってしまった。数年前、私達が外国へ査察に行き、北朝鮮に無事到着した。その後、米国に行こうとビザを取得しようとした時、電子ファイルで私達全員が党員であることがわかり、ビザが下りず米国に行けなかった。これは、江沢民の法輪功への迫害による、国際社会の人々の怒りと大いに関係があった」と語った。
ある年配の医学教授は、「私の義理の息子はジャーナリストです。江沢民の法輪功への迫害はあまりにもひどすぎる。彼は法輪功が悪いと言っているが、私は法輪功は素晴らしいと思う。もし、全ての人々が法輪功を修め正しい人であれば、中国社会は今日のように混沌としていないだろう。江沢民は中国の人々に多大な損害をもたらした。何年間も江沢民が死ぬのを待っていた。彼が死んだとしても、彼の悪の評価は永久に続くだろう」と話した。