「神は、人類を救うことができるのはただ一人の中国人だけだと私たちに伝えました」
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 【明慧日本2023年4月28日】「編集者注:神の奇跡は存在しないわけではありませんが、それが起こった後、神を信じない人々は関連する記録を意図的に消し去り、関係者や証人も次第に忘れ去られてしまいます。これは古今東西に共通することであり、無神論は神の奇跡の存在を信じたくないようにさせています」

 幸いなことに、神の奇跡が現れた時代においては、明慧ネットは多くの実録を掲載しています。これらの重要な歴史的証言は、将来的には神話と見なされるかもしれませんが、私たちは後世に対してこれらの貴重な記録を忠実に保存してほしいと願っています。それが個人の信念に合致するかどうか、理解できるかどうかに関わらずです。

 奇跡の出現と出現しないこと、どちらも神の慈悲であり、人々にとって良いことです。

 この記事は冒頭で、「『本来、新年なので皆さんが聞きたい挨拶の言葉を述べるべきですが、私に見えた危険が一歩一歩人類に迫っています。したがって、神が世界の衆生に伝えたいことを説くよう、神仏たちは私に頼んだのです。その一言一句は天機であり、目的は人々に真相を知ってもらい、もう一度人間に救われる機会を与えるためです』 李洪志大師のこの言葉は、私に彼と関連する出来事を思い出させました。このことは、2015年11月6日に明慧ネットに掲載された『師父とともに過ごした懐かしい日々(5)』という記事に記載されており、筆者は大連の法輪功学習者で、1994年3月27日と7月1日に李大師が同市で開催された第一期と第二期の講習会に参加したことがあります」と書かれています。

 次に記事の内容を述べます。

 李洪志大師が大連で第二回法輪功講習会を主催された際、地元の学習者に対して、高級ホテルに宿泊することを禁止し、誰がお金を出しても禁止で、出張者が泊まる普通の小さな旅館、武漢ホテルに宿泊するように指示されました。

 この講習会の期間、ある日、北京の学習者から電話があり、海外から来たフランス人が李洪志大師に会いたいと要求していると伝えました。李大師は、「彼らが子供の治療のために来たことは分かっているので、他の気功師を探すように伝えてください」と答えられました。しかし、また電話がかかってきて、「必ず会いたいと思っており、もう出発の準備ができています」と言いました。李大師は、「来るなら、縁があれば会いましょう」と答えられました。

 来客は4人(フランス人2人と中国人2人)です。筆者は彼らを武漢ホテルに案内し、李洪志大師の部屋で会うよう案内しました。部屋の設備は簡素だったため、彼らをベッドに座らせ、筆者や他の学習者はドアのそばに立っていました。

 「何事か話してください、何かあったのでしょうか」と大師がお聞きになられました。

 通訳者は、まず2人のフランス人の身元を紹介しました。彼らは父子で、ユダヤ人で、フランスに帰化しており、大規模な事業を所有しています。

 そして父親が口を開きました。「私たちはユダヤ人であり、現在の人類が非常に危険であることを知っています。世界の終わりの災厄が迫っていると信じています。私たちの神は、人類を救うことができ、フランス人、ユダヤ人を救うことができる唯一の人物は中国の気功師である李洪志先生だと私たちに告げました。私たちは長い間調査を続け、あなたこそが私たちが探していた人物であると知りました。それであなたに会いに来たのです」と、彼は話しました。

 「私たちの神は、あなたがフランスに行き、ヨーロッパを救ってくださるようお願いするために、私たちをここに来させました」と彼は言いました。「あなたがフランスに行くための手続きや費用は、私たちが全て負担します」と、彼は続けました。彼の嘆願の言葉遣いと表情は、立ち会っていた筆者を感動させました。

 「あなたたちは何をしているか知っていますか? それは功徳無量のことですよ!」李洪志大師はとても親切に言いました。「それ以外に何があるでしょう?」

 その後、若いフランス人が話題を続けました。彼には7歳か8歳の息子がおり、先天的な脳損傷を持っていて話せず、自由に動くことができず、よだれを流しています。多くの国で医療を求めましたが、どこも効果がありませんでした。彼は李大師に救済を求めました。

 李大師は「子供の写真を見せてください」と仰いました。

 「写真は持っていませんが、ビデオがあります」と答えました。

 筆者はすぐサービスカウンターにビデオデッキを借りに行きました。しかし、ビデオデッキはないと言われました。

 李大師は「大丈夫です。今からあなたたちはその子供の姿を思い浮かべてください」と言って、しばらくして、「もっと鮮明に思い浮かべてください」と言われました。

 筆者は思い出しながら話しました。「李大師は手で子供のシルエットを描いたあと、しばらく見つめられました。その後、『治ったはずです、この時間帯に反応があるはずです』と言われました。私はすぐに電話をかけるためフロントに走りましたが、このホテルでは国際電話ができないという答えが返ってきました」

 「大丈夫です。私たちはホテルに戻ってから電話をかけます。それに、今はパリの朝の4時過ぎで、ちょっと早すぎます」とフランス人が言いました。

 彼らは帰ろうとしていましたが、李大師は「さあ、法輪を体験してみましょう。手を出してください」と言われました。そして、李大師は右手で彼らに向かって円を描かれました。10分くらい経った後、李大使は何か感じましたか?」と尋ねられました。その父親は「掌から非常に強いエネルギーが体に流れとても熱いです」と言い、息子の方は、「全身が震え、力が非常に強く、手が一番強かったです。15分経っても手を下ろすことができませんでした」と答えました。

 3時間後、筆者は自宅で翻訳者からの電話を受け取りました。翻訳者は涙声でこう言いました。「さっきフランスに電話をかけたら、彼の奥さんが言いました。『あなたはなぜ今頃になって電話してくれたのですか? 4時過ぎに、突然、強い力で目が覚めました。部屋がとても明るくなっていたんです。夫が探した中国の気功師の大師でしょう、大使は息子に治療を施してくださったのだと思いました。私はすぐに子供部屋に駆けつけ、入ってすぐ、床に座っていた息子が私を見て口を開いて言いました。ママ、どうしたの? と、発音ははっきりと正確で、今までになかったことです』と、話し、彼の奥さんは息子を抱いて感激して泣き、声を失いました。李先生はとても素晴らしいです、とても素晴らしいです!」ここまで聞いて、筆者の涙も止まらなくなりました。

 「彼らは今晩、先生と会うことを望んでいます。明日急いでフランスに戻りたいと思っています」と、翻訳者は続けました。

 その晩、筆者はレストランを予約して、フランスからの4人と李先生を一緒に食事に招待しました。彼らが電話のやりとりの経緯を話すのを聞きながら、自然に感謝と感動の言葉が続きました。食事をしながら、再び李大師にフランスへの訪問を依頼することが決まり、筆者はその席で数枚の写真を撮りました。 

 写真が現像されたところ、筆者には見分けられなかった多くのイメージが壁面に現れていました。李先生は「多くの神々が来ました。彼らのユダヤの神様も来ました。ユダヤの神様をご存じですか? それはあなたが知っているノストラダムスです。400年以上前の彼の予言の99%が実現しました。彼は人々に大災害が起こることを警告しに来たのです。だから彼が最後に予言した人類の滅亡も、人々は信じるようになるでしょう。その災害は確かに起こるが、私が法を伝えるために来たので、元の計画通りにはいかないのです。私が変更します。その大災害は起こらなくなりますが、悪い人たちは排除されます。多くの人々が死ぬのは非常に恐ろしいことです」と話されました。

 大連での法輪功学習者の思い出を振り返ってみると、私が一番印象に残ったのは、あのフランス人の言葉でした。「現代の人類は非常に危険であり、終末の災厄があることは知っています。私たちの神は、人類を救い、フランス人を救い、ユダヤ人を救えるのは、ただ一人の中国人だけだと私たちに教えています」 「私たちの神はあなたをフランスに招待して、ヨーロッパを救ってほしいと言っています!」

 李先生は、『なぜ人類が存在するのか』の経文の中で、「本来、新年なので皆さんが聞きたい挨拶の言葉を述べるべきですが、私に見えた危険が一歩一歩人類に迫っています。したがって、神が世界の衆生に伝えたいことを説くよう、神仏たちは私に頼んだのです。その一言一句は天機であり、目的は人々に真相を知ってもらい、もう一度人間に救われる機会を与えるためです」とおしゃっています。この一節を思い出しました。李洪志先生の言葉は、確かに真実であり、私たち一人一人が深く考える価値があると思います。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/2/21/457015.html)
 
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