中国の臓器狩り問題 勉強会参加者が中国の法輪功学習者にエール
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 【明慧日本2023年4月13日】SMGネットワーク(中国における臓器移植を考える会)は4月2日、東京で勉強会を開催した。勉強会では、中国共産党(以下、中共)による生体臓器狩りの犯罪を明らかにし、国際社会に対して法輪功学習者への迫害を止めるよう呼びかけ、人権侵害に対する社会の関心を高めることを目的とした。

 当日は、医療ジャーナリスト協会理事、新聞社の記者、企業の社長、独立行政法人のシニアアドバイザーなどが参加した。カナダの著名な人権弁護士であるデービッド・マタス氏は、「生体臓器狩りは、法輪功学習者に対する犯罪行為であり、著しいジェノサイド行為です」と語った。

'图1:著名人权律师大卫・麦塔斯在座谈会中发言'

勉強会で発言する、著名な人権弁護士のデービッド・マタス氏

 マタス氏は、法輪功学習者による反迫害活動がかなりの成果を上げており、彼自身にとって大きな励みとなっていると語った。中共による臓器摘出は規模が巨大で、すでに22年も続いており、その数は膨大である。マタス氏は中共に対し、悪事を停止するように忠告し続けている。

 勉強会が終了した後、中小企業の海外進出支援に携わるプロフェッショナルである青木さんは、学習者に「共産党が倒れれば本当の中国になるんだから。(法輪功学習者は)堅固な信念で迫害を乗り越えて、真・善・忍のために全力を尽くして頑張ってください」と語った。

 日本の「脳死と臓器移植」問題を長年、取材してきたジャーナリストの日比野守男氏は、学習者に「一般論として、法輪功学習者は他人に害を与えるようなことは一切していない。彼らの行動は全く個人の自由の範囲内のことで、文明国家では当り前のこと。それなのに、そういう無実の人々にでっち上げの罪をかぶせて拘束し、生きたまま臓器を切り取るなんて許せない」と語った。

 橋本さん夫妻は「法輪功の人たちは罪のない人たちなのに、ある日突然消えてしまうというのはとてもかわいそうです。私たちには法輪功という善良な集団が弾圧され続ける理由が全く分かりません。私たちはもちろん法輪功の人たちを支持しますし、中国がこういうことが許される国であってはいけません。法輪功の人たちは負けずに、何とか耐えて、状況が変わっていって欲しいと思います」と語った。

 「NPO法人 移植ツーリズムを考える会」は神奈川県相模原市で、中国が法輪功学習者から臓器を摘出している犯罪についてより多くの日本人に知ってもらうため、4月8日にドキュメンタリー映画「ヒューマン・ハーベスト」の上映会を開催した。大学教授なども含め、多くの観客が映画を観賞した。

 「ヒューマン・ハーベスト」は、中共が法輪功学習者から生きたまま臓器を摘出し、そして臓器狩りが臓器移植産業の連鎖を形成している問題を扱っており、多くの国際的な賞を受賞し、高い評価を得ている。

 映画の紹介を聞いた曽根さんは「日本人にとっては考えられないようなことが中国共産党の下で行われています。ジェノサイドはあってはならないこと、人の道に背くようなことが今現在、中国共産党の下で行われているということを日本人は知るべきだと思います。人の道に反しているということを日本政府が共産党に対して忠告することを望みます」と語った。

 代田さんは「ヒューマン・ハーベスト」を見た後、「法輪功学習者の皆さんの活動は世界のためになっていると思うので、応援しています」と語った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/12/458725.html)
 
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