【明慧日本2024年12月17日】2024年12月8日の午前、第74回国際人権デーを記念して、インドネシアのバリ島の法輪功学習者(以下、学習者)たちは、デンパサールのニティ・マンダラ・レノン広場でパレードを行い、中共による迫害の停止を呼びかけるとともに、不当に拘束されているすべての学習者の釈放を求めた。
法輪功は法輪大法とも呼ばれ、「真・善・忍」という普遍的な価値観を基盤とする修煉法である。人々の心身の健康を改善し、道徳を高める上で大きな効果をもたらすにもかかわらず、1999年7月以降、中共による法輪功への残酷な弾圧は一度も停止されていない。
バリ島の学習者は、デンパサールで中共による法輪功への迫害の実態を伝えた |
当日の活動は集団での煉功から始まり、その後、パレードを行った。パレードのルートは約3キロメートルで、沿道の人々に真相資料を配りながら、法輪功を紹介し、中共による迫害の実態を伝えた。
学習者たちは集団で煉功を行い、通行人の注目を集めた |
通行人は学パレードの様子を見たり、写真を撮ったりしている |
バリ島の人々は中共による迫害に反対している
デンパサールの住民であるアグスさんは、それまで法輪功について聞いたことがなかったが、学習者の説明に真剣に耳を傾け、煉功に強い関心を示した。学習者は、信仰を放棄しなかったために不当に拘束され、拷問を受けていることを説明し、今日の活動は中共による深刻な人権侵害に反対するためのものであると伝えた。
アグスさんは臓器強制摘出停止を止めるよう求める嘆願書に署名した |
法輪功が中国で受けている迫害について、アグスさんは「良心のある人間として、全世界がこの問題に対して行動を起こすべきだと思います。私たちバリ島の人々は、この活動(法輪功の活動)を支持します。なぜなら、いかなる形の迫害も非人道的であり、基本的人権に反するものだからです」と語った。
別の観客であるアントンさんは、学習者が受けている迫害と臓器強制摘出の実態を知り、「このような行為は直ちに止めなければなりません。私たちが行動を起こさなければ、臓器売買の罪が他の国々にも広がる可能性があります」と語った。
臓器強制摘出の話を聞くアントンさん(左) |
当日の活動では、数百人の市民が嘆願書に署名し、これらの嘆願書はG7+7カ国(G7およびEU諸国、アルゼンチン、オーストラリア、インド、イスラエル、メキシコ、韓国、台湾)に提出される。
バリ島各界の人々は、臓器強制摘出の停止を求め嘆願書に署名する |