【明慧日本2023年11月3日】アメリカ・フィラデルフィアの法輪功学習者(以下、学習者)は10月15日、フィラデルフィアのチャイナタウンに集まり、4億2千万人の中国人が三退したことに声援する集会を行った。ペンシルベニア州下院は中国共産党(以下、中共)からの「脱退運動」として褒賞した。またペンシルベニア州上院議員シェリフ・シャント氏はスピーチを行い、35人の中国人がその場で三退をした。
4億2千万人の三退を声援するフィラデルフィアの学習者 |
三退を応援したペンシルベニア州上院議員シェリフ・シャント氏(左から2番目) |
法輪功迫害の実態を理解し署名する人々 |
この集会で学習者は「中国人が、なぜ三退しなければならないのか」について説明した。ある学習者は、自らの経験したことを交えて、中共による生体臓器狩りの罪を伝えた。また、生体臓器狩りに反対する医師団のメンバーの医師は、調査のデータを公にすることを通して生体臓器狩りというジェノサイドを暴露した。
ペンシルベニア州下院の褒賞「三退は、中国に新たな時代をもたらす」
学習者が行った集会にペンシルベニア州下院は褒賞を公布 |
学習者が行った集会にペンシルベニア州下院は褒賞を公布した。この褒賞はメアリー・アイザックソン下院議員の署名付きで許可され送られたものである。
書簡には「2004年から、全世界で行っている平和的三退が始まりました。この三退は人類文明の歴史において規模が最も大きな『草の根運動』です」と記されていた。
「この運動は全世界各国にいる中国人に、中共政権のプロバガンダから離脱させ、約74年間にわたる中国人民の精神伝統と基本人権に対する剥奪と残忍な鎮圧から遠く離されました」
「中共は各式の運動を起こすことを通しておよそ8千万の中国人を虐殺しました。これらの運動は大躍進、文化大革命、天安門広場での虐殺、および法輪功学習者、キリスト教徒、ウイグル人、チベット人に対する残忍な迫害なども含まれています」
「人々は中共の存在はこの世界にとって脅威であることを認識し、国際社会も中共の悪政を制止し、中共を終焉させる重要性も分かって来ています」
「三退という運動は平和的方式で国際社会に共産主義がない新世界をもたらします」
「シルベニア州下院は『三退運動』を支持し、4億2千万人の勇敢な中国人に中共と断絶したことをお祝いいたします。自らの美しい未来のために積極的な一歩を踏み出しました。中国のために新たな時代をもたらし、全世界の安全状況も改善できます」
州上院議員:「中共は生体臓器狩りを直ちに停止すべき」
ペンシルベニア州上院議員シェリフ・シャント氏が法輪功を支持 |
ペンシルベニア州上院議員シェリフ・シャント氏も集会に参加した。シャント上院議員は、「『生体臓器狩り』に対する控訴を聞いたことがあります。その酷さは人に嫌悪と恐怖を感じさせます。全世界のどこでも生体臓器狩りは起こってはならないことです。誰であれ生きている人が臓器収奪のために殺害されてはならないことです」と述べた。またシャント上院議員は、「中共政府は生体臓器狩りという暴行を止めていません。直ちに停止するべきです」と語った。
フィラデルフィアの学習者は、法輪功迫害の実態を伝えるイベントを毎年何回も行っている。シャント上院議員も何回も参加したことがあり、学習者が迫害の実態を暴露し続けていることを称賛した。そして、「アメリカの国民に、中共による信仰に対する迫害の実態を認識させることができます」と言った。
また、シャント上院議員は「学習者が絶えず迫害の実態を伝えることは、まるで『雨垂れ石をうがつ』というように意義がとても深いのです。少数の人による努力でも、中共の迫害に終止符をうつことができるのです」と語った。
国際組織メンバー:生体臓器狩りは中共が犯したジェノサイド
ジェノサイドを暴露した医師のラッセル氏 |
生体臓器狩りに反対する医師団のメンバーであるラッセル氏は、集会でこのように発言した。「中共は1999年7月20日から法輪功に対して迫害を始めました。2000年から、中国の臓器移植システムは急速に発展し、労働教養所、留置所などの中に、学習者が拘禁されています。臓器移植の数も急増しています」と語った。
アメリカ、あるいは臓器の任意寄付制度のある国では、患者は臓器移植を受けるために通常1年以上待たなければならない。しかし、中国では数週間、あるいは数日で適合する臓器を見つけることができる。その訳は、何万人もの学習者が中共に拘禁されているからで、彼らはいつ臓器を収奪されるかも知れない。このようなジェノサイドは中共政府が開始し、今も行い続けている大きな規模を持つものである。
国際的に著名な独立した専門家らによる10年以上の調査によると、中国では毎年6万から10万件の臓器移植があり、その臓器の主要な供給源は法輪功学習者である。実際の数量は中共政府が発表したものよりはるかに多く、中国は臓器移植の件数が最も多い国である。
詩人:詩で中共の悪行を暴きたい
ユーレイナ・ジェリーさん、「中共の邪悪を非難します」(右) |
フィラデルフィアで暮らしている詩人のユーレイナ・ジェリーさんは、「集会で学習者が語ったもう少しのところで、臓器を収奪されそうになったという話を聞いてとても驚きました!」
「本当に怖いです。信じられないのはすべてが発生していることです。邪悪世界ではありませんか? 人々をこんなに扱っているなんて、その悲しみだけで胸が張り裂けそうです。まるで奴隷のように臓器を収奪されています。本当に信じられないことで、本当に邪悪過ぎます!」と言った。
またジェリーさんは、「私は学習者を支持します。ある人は大きな声で本当に『素晴らしい』と叫んでいます。立ち向かえる人がいれば、それは素晴らしいことです。自分自身のために戦わなければならないです。陳情書に署名しました。自分にできることがあれば共産主義の浸透を阻止したいと思いました」
「詩人として、生体臓器狩りに関してより多く注目されるように、詩を書くことで中共の邪悪を暴露したいです」と言った。
定年を迎えた女性、「あなたたちは千人いやそれ以上の万人の命を救っています」
ダニエル・マーハーさん、「法輪功を支持します」 |
チャイナタウンを通りかかったダニエル・マーハーさんは、法輪功を「とても高尚です」と称賛した。彼は「私は中国人民を愛しています。中国人は謙虚で優しい民族です。世界の人々はすべて私たちのように生活し、言論自由を持つことを願っています。法輪功はとても和やかで高尚的で、百利あって一害なしであることを知っています」
「学習者の臓器を収奪する中共は、まるで悪魔で恐怖で野蛮です」と言った。
またマーハーさんは、学習者が行っている迫害の実態を暴露する活動は千人、万人の命を救う行為であると思っている。「なぜなら中共は真相を隠蔽しているが、学習者は正しいことと、高尚なことをしているからです。必ず中共を取り除かないといけません。中国人は必ず勇敢に立ち向かうようにするべきです。可能であれば、平和的な革命も必要です」と述べた。
中国人:「真・善・忍」という精神が好きです
中国からの季さんは、学習者の集会を見てとても喜んだ。彼は「私は、法輪功学習者のことを尊敬しています。真・善・忍という精神が好きなので、毎年神韻を鑑賞しています。韓国や、ギリシャ、イタリアなどで会議に参加した時、主要な観光地では法輪功の姿がよく見られます。全世界の至る所にいます。本当に素晴らしいです。すべてが学習者のようになったら、この世界は平和で美しくなります」と話した。
そして季さんは、「中共は卑劣過ぎます。学習者の臓器を収奪することはあまりにも残忍過ぎます。しかし私は驚かないのです。これこそ中共の邪悪な本質の現れだからです。中共が崩壊するのは遠くないと思います」と言った。