牡丹江市の朱艶華さん 判決後住居監視で控訴できず
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 【明慧日本2023年5月9日】黒竜江省牡丹江市の法輪功学習者・朱艶華さんは4月25日に愛民区裁判所により懲役4年6カ月の実刑判決を宣告され、罰金1万元(約20万円)を科された。今現在は6カ月住居監視の状態である。

 情報によると、朱さんが判決を言い渡されたのは、警官らが朱さんの自宅で法輪功の書籍及び法輪功迫害の実態についての資料があったことを確認し、しかも朱さんが何度も拘束されたことがあるからだという。朱さんは法廷現場で裁判所の違法行為を指摘し、そしてこの判決を不服として控訴する予定だと話した。朱さんは10日以内に控訴する権利があるが、しかし、朱さんは現在住居監視されており、外との連絡や弁護士に依頼することも不可能である。

 明慧ネットの報道によると、朱さんは真・善・忍の信条を堅持しているとしてここ数年来常に警官からの侵入、連行、家宅捜索、嫌がらせを受けていた。

 2018年1月18日午前、牡丹江市公安局東安支局の警官らは朱さんを連行し、牡丹江市留置場に10日間拘束した。

 2020年6月12日、牡丹江市陽明区の桦林社区の中国共産党書記である孫亮と社区の1人が朱さんの家を訪れ、「三書」と呼ばれる修煉を放棄する文書にサインするよう強要した。しかし、朱さんはサインをせず、むしろ法輪功の修煉によって体験した心身への恩恵や法輪功迫害の実態を書記と社区の人員に説明した。その後、6月から8月にかけて、社区人員と派出所の警官らが朱さんを常に追跡し、行動を監視し、密かにビデオを録画するなどして、朱さんの肖像権や人身の自由を侵害した。

 同年8月14日午前7時過ぎ、桦林社区の人員2人と派出所の警官6人がいきなり朱さんの家に押し入り、「法輪功迫害の実態を伝えていた際にある女性にスマホで撮影されて通報された」という理由で朱さんを連行し、家宅捜索を行った。盗撮された映像の中で朱さんが穿いていたスカートを警官に「証拠」という口実で押収された。警官らは朱さんを病院に運んでPCR検査を受けさせた。

 翌日、警官らは朱さんを留置場に送ったが、コロナウィルス期間のため留置場に受け入れを拒否された。警官は「裁判待ち」という手続きをするように朱さんにサインを強要したが、拒否されたため、朱さんの家族にサインをもらった。朱さんは1カ月間外出を禁止され、裁判を待つ状態になった。

 2021年5月12日、派出所の副所長が2人の警官を率いてまた朱さんの家に押し入り、裁判所に行って結案する(事件に結末をつける)よう朱さんに無理やり命じたが、拒否された。1週間後、警官らは朱さんを留置場に連行して拘束しようとしたが、朱さんの血圧が高くて仕方なく帰宅させた。同年6月4日、派出所の所長が3人の警官を率いて朱さんの家に来て「6カ月の住宅監視になった」と知らせた。

 2022年7月11日、陽明支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官数人が朱さんを連行し、家宅捜索をし、法輪功の書籍、銀行のカードなどを押収した。その後朱さんを帰宅させたが、同月26日裁判を開廷すると言ったので、朱さんは家を出て放浪生活を余儀なくされた。

 今年4月22日午前9時ごろ、家を出て9カ月近く放浪生活をした朱さんは家に戻った途端、派出所の警官らに連行された。留置場に送られていた途中、血圧が高くて家に戻され、住居監視になった。3日後、警官により愛民裁判所に送られ、裁判を受け、懲役4年6カ月の実刑判決、罰金1万元(約20万円)を科された。現在は6カ月の住居監視になっているが、いつ刑務所に送られるか分からないという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/4/28/459306.html)
 
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