埼玉県で生体臓器狩りに反対するポスター展開催
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 【明慧日本2023年5月14日】埼玉県のさいたま市プラザノースのギャラリーで4月29日から5月2日まで、中国共産党による生体臓器狩りを阻止する国際ポスターコンテストの入賞作品展が開催された。

 展覧会では、中共による法輪功学習者への生体臓器狩りの悪事を暴くポスター40枚が展示された。この 4日間の期間中、多くの日本人が、中国共産党によって法輪功学習者が生きたまま臓器を収奪されていることを知り、法輪功について理解を深めた。そして、中共の残虐行為を止めるために自分の役割を果たそうという気持ちになってきている。

 ポスター展では、2020年に日本、韓国、台湾の3つのNGO団体が共催した「生体臓器収奪を制止せよ」国際ポスターコンテストの受賞作品が展示された。このような信じがたい悪行を初めて知ったという人がほとんどで、展示に訪れた人々はとても熱心にポスターに見入っていた。

埼玉県の​​ギャラリーで開催された、生体臓器狩りに反対するポスター展

4日間の展示で、より多くの人が中共による
法輪功学習者からの生体臓器狩りについて知った

 美術関係者が3日連続で鑑賞に訪れた

 ある20代の女性美術デザイナーは、仕事終わりに、3日間にわたって毎日ポスター展に足を運んだ。彼女は、すべてのポスターが非常によくデザインされていることに気づき、とても感心し、絶賛した。

 「中国共産党の非道な悪事が、ポスターのデザインでよく表現されています。この事実を知らない人たちの情報の入り口として、とてもいいですね。今すぐにこの情勢が変わらなくても、将来の未来ある子供たちや多くの人たちが救われるよう、この活動を応援しています」と、女性は語った。

 3回目に訪れた際には、「一つ一つじっくり勉強したいし、すぐに友人にも伝えたい」「次のこのようなイベントには友人を連れて行き、中国共産党による生体臓器狩りの悪事を止めるために、自分の役割を果たしたい」と話した。

 また二回目の鑑賞後、女性は家に帰ってから、法輪功関連についてインターネットで調べたという。彼女は小さな折り紙で作った蓮の花の「真善忍」の文字を指さし、「『真善忍』はとても良いのに、なぜ中国共産党はそれを迫害するのか?」と尋ねた。ボランティアスタッフとしてその場にいた法輪功学習者は、自身の家族が中国で迫害を受けている実情を話した。女性はそれを聞いてとても感動し、主催者側に今後も努力を続けるよう励また。

 医療従事者は断固たる生体臓器狩りの悪行を止めようと決意表明

 ポスター展を鑑賞し、法輪功について知った近隣の治療院の院長は、「法輪功の人たちは優し過ぎる」と述べた。彼は、臓器売買に関連した中国の子供の失踪事件が多発していることを聞いたことがある。しかし、中共は更にそれを産業化し、お金を儲けるために生体臓器狩りという犯罪を行っていることを知り、院長は非常に憤りを感じたという。そして「もっと多くの人にこのことを知らせたい。友人に伝えるだけでなく、今度このようなイベントがあったら、友人にも一緒に来てもらい、見て真実を知り、この残虐行為を終わらせるために自分たちの力を発揮したい」と話した。

 また、展示会場に隣接する埼玉北部医療センターで働く医療従事者は、ポスター展を鑑賞するため、仕事を終えると真っすぐギャラリーに向かった。

 彼女は「このポスター展を見て、(中共の)生体臓器狩りというものが、実際に本当に起きていることだと実感できました。私は医療従事者として現在働いています。生命の大切さを日々感じ、仕事をしています。無実の人から臓器を収奪するという行為は絶対あってはならないと深く感じます」と語り、帰る際には、テーブルに並べられた資料を一枚ずつ手に取り、「帰ったらじっくり勉強して、この悪事を止めるために、より多くの人に真実を知ってもらえるよう、周りの人に伝えます」と言った。

 総合病院に勤務する山田部長は、ポスターを見て、ボランティアスタッフの説明を聞き、「すべてが理解できました。とても感謝しています」と言い、蓮の花の飾りと法輪大法の資料を求め、「友人にあげようと思います。今度このようなイベントがあったら、同僚を連れて見に行きます」と話した。

 人権団体の関係者「このような人権迫害は許せない」

 ある60代の女性は、中国の伝統文化にとても興味があるという。彼女は、「私は中国古代文明や老荘思想などを尊敬しています。一般の人々は素朴で優しい人が多いのに、中国共産党政府は国民のために働かず、己の利益ばかりに目がくらんでいます。非常に残念です。臓器移植が必要な人の立場も理解するが、この犯罪は許してはならないと思います」「活動する方々は身の安全に気を付けながら、頑張ってほしい」と話した。また、女性はこのことを広めることに協力するとも述べた。

 ある人権団体の幹事は、展示会を見た後、 会場の写真を撮り、「早くこの悪事を止めるために、より多くの人に知ってもらい、真実を理解してもらえるよう、自分のフェイスブックに載せます」と話した。

 また、北朝鮮に拉致された日本人を救出する会の竹本事務局長は、「このような人権迫害は絶対に許せません」と語り、帰り際には、真相を伝える「チラシをたくさんください」「近々、日本の保守派の集会があるので、参加者に渡して真実を知ってもらいたいと思います」と言った。

 子供と親が一緒に真相を求め展覧会に

 ポスター展開催中、ちょっとしたエピソードがあった。ある1歳をすぎた子どもが嬉しそうに会場に飛び込んできて、彼の親もすぐに追いかけてきて連れ出そうとした。 しかし、その子は展示会場の周りを歩き回り、離れようとしない。父親は、会場の窓に展示されたポスターに気づき、それを見てから会場に入った。展示作品の全体をじっくりと見たあと、現場スタッフの説明を詳しく聞いた。初めて聞く話はとてもショックだったようで、「もっと多くの人に知ってもらえるように、周りの人にも(生体臓器収奪の迫害を)伝えたい」と話した。

 また、ある小学生は塾へ行く途中に道で配られていたビラを受け取り、見に行きたいと言った。小学生は塾が終わった後にお母さんと一緒にポスター展を訪れた。小学生は衝撃を受け、「家でじっくり勉強したいです」と言って、すべての資料を1枚ずつほしいと要求し、クラスメートに伝えると言った。

 母親も、このような許しがたいことを聞いたのは初めてだと驚き、「このような残虐行為を早く止められるようにと願います」と、主催者へ更なる努力を促した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/11/460134.html)
 
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