同修の皆さんが安全に配慮してくれることを願う
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文/北京の大法弟子

 【明慧日本2023年5月17日】 私は、最近耳にしたある現象を文章にして、同修と交流したいと思います。

 中国における迫害の実態は依然として深刻であり、治安上の問題も無視できないことは、誰もが知っていることです。 私の周りにも、何度も迫害を受け、嫌がらせを受けている同修がたくさんいます。 同修の家族の中には、心配して自宅にモニターを設置した人もいれば、家を貸しているのでモニターを設置した人もいますが、すべて不法侵入を監視するためです。 それ自体は悪いことではないと思うのですが、私たちは見落としている問題があります。 それは、同修は時に一緒に法を学び、時に何らかの付き合いをすることがあるからです。 そうすると、自宅のモニターは不法侵入を録画するだけではなく、家に来た同修も録画してしまうのではないでしょうか?  同修との映像の削除が間に合わなかった場合、彼らに危険が及ぶことはないのでしょうか。

 昨年、ある同修は正念を以て14日間の迫害を突破し自宅に戻った後、その息子も自宅にモニターを設置しました。 その後、同修はこの件の重要性に気づき、ほどなくして息子さんはモニターを撤去し、その映像もすべて削除しました。

 しかし、そう思わない同修もいます。 彼らは「気にするな、大丈夫だ、正念を発すればいい、正念を発すれば大丈夫だ」と言います。 「あなたはとても混乱している。師父は説法の中で何度も弟子たちに安全面に注意するよう警告されているし、携帯電話はモニターであることもはっきりと伝えられている。まして、自宅にモニターをつけている場合は、同修までもが録画されているので、これらの画像を直ちに削除しなければ、邪悪に知られてしまうことになる。  自分の正念が強いという言い訳を続けてもダメです。 自分の正念が強いと言い続ければ、迫害されないのですが、実際は、そうではありません。 また、巻き込まれた同修の修煉状態や気持ちも考えるべきではないでしょうか?  自分の正念で魔難を取り除くことは、それは自分の能力なのか、師父が加持してくださっているのか分かりますか?  その時、師はあなたのためにどれだけの負担をしなければならないのでしょうか? もし私たち全員が法に従って行動すれば、必ず不必要な魔難を減らし、師父にご迷惑をかけることが少なくなるはずです」と私は言いたいのです。

 私たちは法に対して、そして同修に対して、責任があるのです。まず、自ら責任を負いましょう。 同時に、同修の皆さんには、今もなお、事の大小にかかわらず、直接電話で連絡を取り合う同修が多く、気を抜いていると、電話で重要な情報をこぼしてしまうことがあることを思い出していただきたいと思います。 そういう同修には「自分の正念が強いから」という口実はやめて「他の同修は恐怖心がある」という言い訳もやめて、早く思い込みを捨ててください。 明慧ラジオを聴く回数が少なくありませんか、 明慧週刊を読む回数も少なくありませんか。 携帯電話との付き合い方についての記事がたくさん載っているのに、読んだり聞いたりせず無駄にしていませんか。 携帯電話に纏わる教訓から学ぶべきことは、痛いほどたくさんあるのです。

 私が接してきた比較的理知を持っている同修の中には、携帯電話をほかの同修の家に持ち込まず、外で会うときも携帯電話を持っていかない人もいます。 幾度忠告しても聞く耳を持たない同修に遭遇したときは、ちょっと無力で腹が立ちます。私たちは 修煉にはまだまだ至らない点も多いのですが、携帯電話の問題に関しては、自分自身に厳しくしてきました。

 同修の皆さんには、ぜひ安全面に配慮していただきたいです。 自分と大法に損失を与えず、慈悲深い師父に、ご迷惑をかけないようにしましょう。

 【編集部注:この記事は、現在修煉状態における筆者の個人的な理解であり「比して学び比して修す」のために、同修と切磋をしたいと思います】

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/5/11/460113.html)
 
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