文／山東省の大法弟子
【明慧日本2023年7月16日】私は山東省青島平度市と莱西市の境にある小さな村に住んでいますが、ここで母方の祖父の生前におけるいくつかの不思議な話を紹介したいと思います。
私の祖父は修行者で、1993年に80代で亡くなりました。祖父は生涯慈愛にあふれ、世間と争うことのない人でした。生前、祖父は佛を拝むために、よく50キロ離れた青島の湛山寺まで歩いて通っていました。歩くときは、他の人がつまずかないように、道に落ちている小さな石をのけたり、大きな石を動かしたりするので、布製の靴は早く擦り破れることが多くありました。祖父はいつも子供たちに正直に生きることを教え、「他人に殴られたら早く逃げて、誰かに罵られたらその場を離れて、決して他人と喧嘩してはいけない」とよく言っていました。祖父の影響で、私の母、叔母、叔父は皆、地元で真面目な人だと知られていました。
祖父はまた功能のある人でした。日本軍が膠東を占領したとき、バス2台分の人々を捕まえて青島に連れて行きましたが、祖父だけは無事に帰ってきました。連れて行かれた人たちは皆殺されました。
祖父は金無垢の小さな佛像を2体持っていて、いつも敬虔深く拝んでいました。 ある時、祖母の妹が供養したいと言ったので、祖父はそのうちのひとつを妹に渡し、敬虔に供養するように何度も言いました。しかし、1980年代になって、祖母の妹はその佛像が高く売れると聞き、祖父に内緒で骨董品収集家に2000元以上で売ってしまいました。この値段は当時の田舎では大金でした。
思いがけずに、神佛を冒涜すると悪報が続き、祖母の妹は小さな金の佛像を売って以来、身体がボロボロになり、ただれるという奇怪な病気にかかり、治すのがとても難しく、金の佛像を売ったお金を使い果たしても治りませんでした。病気を治すお金を手に入れるため、祖母の妹は祖父にもう1体の金の佛像が欲しいと言いました。しかし、祖父はすでにそのことを知っており、「あなたがあの金の佛像を売ったことは知っている。これを渡して、あなたがまた自分を害することを、私は絶対させない」と言いました。
祖父が亡くなるしばらく前、ニンニクの芽の収穫期でした。祖父は家族に、「今年のニンニクの芽は早く売れば金になり、遅く売れば金にならない」と言いました。祖父の言った通り、その年のニンニクの芽が市場に出回ると、初めのうちは高値で取引され、その後、値段はどんどん下がっていました。その年、早く売った家族は儲かりました。
祖父は亡くなる数日前、「あと数日で旅立つから、霹靂将軍と雷神が迎えに来るだろう」と何度も独り言を言っていました。家族は祖父がまた青島の湛山寺に行くのだと思い、誰も気にしませんでした。ある日の昼、家族が畑仕事から家に帰ると、祖父はきちんと服を着たままベッドの上に横たわって、眠っているかのように亡くなりました。その日は雷と稲妻を伴う大雨の日でした。それ以来、地元の風習にしたがって祖父を祭祀する日になると、必ず雨が降り雷が鳴るようになり、友人や近所の人たちは皆不思議に思っていました。
祖父は生前、「今は末劫の時期だ。末劫の時期が終わると、路上に歩いている人々はみんな神仙になる。私はもう間に合わないが、君たちは間に合うだろう」と、よく家族に言っていました。当時、私たちはどのように末劫の時期を乗り切ればいいのか分かりませんでした。1998年、法輪功が私たちの地域で伝わり、法輪功が一般的な病気治療のような気功ではなく、高いレベルの佛家修煉法であることを知った私たちは、法輪大法を修煉すると末劫の時期を乗り越えることができると悟り、私たちの数十人の大家族のほとんど全員が法輪功を修煉し始めました。
修煉した後、私は、祖父が人類の大淘汰と法輪大法が人々を危機から救うことを予見し、私たち大家族が大法によって救われることも予見していたと分かりました。
私はあまり学校に通っていなかったので、同修に代筆してもらい、この実話を文章にしました。迫害されても私が法輪功を続ける原動力は、世間のすべての衆生のことを気にかけているからです。今の世界中の人々が一日も早く目覚め、法輪大法が迫害されている実態を理解することを心から願っています。実際、古今東西の多くの予言は、法輪大法が世に伝え出されることや、天が中国共産党（以下、中共）を滅ぼすこと、および迫害の加担者の悲惨な結末を予言しています！
現在、中国国内では天災と人災が続いており、各種の異常現象が頻繁に現れ、それは天による中共滅亡の前兆です。大法弟子たちが身の危険を冒しながら、人々に迫害の実態を伝え、中共の組織から脱退するよう勧めていることは、中共に惑わされた人々が中共と一緒に犠牲にならないよう、素晴らしい未来を迎えることができるように呼びかけており、それは本当に人々の命を救っているのです。
