賢明な父親が一家を災難から守る
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 【明慧日本2023年6月25日】1940年代後半に、山東省文登(ぶんとう)市のある村で起きた実話です。

 当時、この村に土地も家もたくさん持っている金持ちがいて、そのお金持ちの父親は予言について詳しい人でした。ある日、父親は息子を自分の目の前に呼び寄せ、とても真剣にこう言いました。「これからは家賃の収入は手放し、山の上から家を売り始めなさい。売る時は、大きい家から売りなさい。土地を全部売り、金を全部使い果たしたら「強盗」が来るだろう(「強盗」とは中国共産党のこと)。言われた通りにすれば「強盗」が来ても、お前は苦しまなくてすむ。そうしなければ、一家は破滅する」

 父親の予言どおり、息子がわらぶき小屋と1ムーぐらいの丘の上の土地以外をすべて売り払ったとき、中国共産党がやってきました。 そして、先見の明のある父親と決断力と実行力のある息子のおかげて、一家は大惨事から逃れることができて、とても幸運でした。

 その後、父親が死を迎えるとき、息子が「その後、社会はどうなるのか」と尋ねると、父親は「『強盗』が世の中を大混乱に陥れる日もそう遠くはないだろう」と言いました。 息子はまた尋ねました。「大混乱になった後は、いつよくなるのか」と。 父親は言いました「『丸いもの』が出てくると、よくなるだろう。でもそれが何であるかは正確には見えない」 息子はまた尋ねました。「この『丸いもの』はいつ『強盗』を消滅してくれるのか」 父親が言いました。「限りなくビルが建ち並ぶようになったら『強盗』がなくなる時だ」

 この父親の予言は本当に当たっているようです。天が中共を滅ぼすというのは、今ではなく、既に以前から、それが生まれる前に、天はこの悪党の終焉を定めたのです。 悪党から離脱することは、それに加入したことのある全ての人が自ら明るい未来を選択し、天の意志に従うことでもあります。 いまだに悪党から離れようとしない人は、この物語の息子を見習って、自分の平安のために名声や財産を脇に置いたほうが良いと忠告します。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2006/8/8/134990.html)
 
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