北京市の張合玉さん、陳立方さん親子は迫害され健康状態が悪化
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 【明慧日本2024年2月22日】北京市朝陽区の法輪功学習者・張合玉さん(71歳女性)、陳立方さん(50歳女性)親子は、2023年に開催された中共の両会(全国人民代表大会・中国人民政治協商会議)の前に突然、失踪した。その後、張さん親子は連行され、拘禁されていたことがわかった。拘禁され拷問を受けた親子は心身ともに深刻なダメージを受け、現在の健康状態が心配である。以前はとても健康だった陳さんは重い病状が現れ、自力でトイレに行くこともできず、介助が必要で、やせ細っている。張さんはひどい猫背になっている。

 張さんは北京市朝陽区小紅門郷牌坊村出身で、娘の陳さんは、北京市東城区清華街に戸籍があるが、母親と一緒に北京市朝陽区小紅門郷に住んでいる。張さんは1996年から法輪功を学び始め、真・善・忍に従って自分を要求し、円満な家庭を築き、心身ともに健康になった。

 1999年7.20、中国共産党が法輪功に対して弾圧をはじめた後も、張さんは法輪功を学び続けているため、4回も拘束され、2回は労働教養処分を受けた。拘禁されている4年あまりの間、張さんは、スタンガンで電気ショックを与えられ、手錠と足かせをつけられ、灌食されるなどの拷問を受けた。また、毎日重労働をさせられたため、体に大きなダメージを受けた。家族は脅迫され、普通の生活ができなかった。娘の陳さんは迫害で、家庭が崩壊し、仕事も失った。

酷刑演示:脚镣

拷問のイメージ図:足枷

 2022年10月1日前、北京市朝陽区公安局と小紅門派出所の大勢の警官が、張さんと陳さんが暮らしている家に押し入り、「法輪功を今も学んでいるか? 毎日外出して法輪功の話をしているか」などと質問した。親子は家に押し入った警官に、自分たちが毎日外出して法輪功迫害の実態について話していると言った。警官はそれ以来、毎日、張さん親子が住んでいる家の付近に監視人を送り込み、親子を監視することにした。

 張さんと娘の陳さんが繰り返し連行され、息子も嫌がらせや脅迫を受けた。張さん親子を監視するため、公安部門は張さんの家に監視カメラを設置し、小紅門派出所の警官も張さんの家の真正面に監視カメラを設置した。

 2023年の中共の両会の前に、張さん親子が突然姿を消し、2人は拘禁されていた。2023年10月1日頃に2人は解放され帰宅したが、現在の健康状態がよくない。張さん親子が持っていた法輪功書籍はすべて小紅門派出所の警官によって押収された。

 張さん親子は今、誰とも接触できないよう圧力をかけられ、監視されている。

 明慧ネットの統計によると、2023年、北京地区で7人の法輪功学習者が迫害で死亡し、50人の法輪功学習者が実刑判決を受け、合計12万2千元の罰金を強要された。少なくとも105人の法輪功学習者が連行されて拘禁され、多くの法輪功学習者が継続的な嫌がらせ、監視などを受けているという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/18/473355.html)
 
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