何度も不当に拘禁され、命の危険にさらされる(2)
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 【明慧日本2024年3月1日】

 不当に2度拘禁され、9年以上にわたって拷問を受け、半身不随になる

 段学琴さんは2005年、不当に懲役4年の判決受け、2012年、不当に懲役5年6カ月の判決を受けた。いずれも内モンゴル第一女子刑務所(フフホト女子刑務所)で拘禁され、拷問を受けた。

 2005年10月17日、段さんの夫の父の葬儀の日、左旗公安局と左旗派出所の警官らがやってきて段さんを連行した。段さんは大板留置場に収容され、そこで男女の警官2人に身体的暴行を受けた。その後、段さんはフフホト女子刑務所に移送され、さらなる迫害を受けた。

 自白強要の拷問を受け、さらに3年の不当判決

 2018年1月、冤罪を終えた段さんは、白林右旗大板鎮の息子の家に住みついた。

 同年12月6日、段さんは法輪功のカレンダーを配布していた時、悪意ある人に通報され、現地の警官4人に強制連行された。警官らは段さんが持っていた資料と自宅の鍵を押収した。その後、警官らは段さんの自宅から大法の書籍、パソコン、師父の写真、その他の資料を不当に押収した。これらを証拠として、段さんを司法的に迫害した。

 白林右旗留置場で、段さんは写真撮影を拒否した。これに対し、3人の男性警察官は交代で3回段さんにスタンガンでショックを加え、女性刑務官は段さんの耳をつかんで無理やり写真を撮ったり、2回平手打ちしたりした。段さんは、囚人服を着ていなかったため、金という女性刑務官に後ろ手にして手錠をかけられ、刑務官らの午後の勤務が終わるまで、丸一日手錠をかけられたままだった。その結果、段さんは腕がしびれ、全身に痛みとこわばりが生じた。左半身に麻痺が生じ、歩けなくなった。この迫害により、段さんの血圧は180まで上昇し、心拍数は105に達した。留置場の所長は段さんにスタンガンで電気ショックを与えて薬を飲ませようにした。また、食事にこっそり薬を入れられたため、段さんは食事を拒否した。女性刑務官・楊秀梅は段さんに3回暴行を加えた。女性刑務官・劉玄は段さんを裸にし、餅を焼くように絶えずひっくり返して身体を検査した。また、MRI検査のために段さんは2度病院に連れて行かれた。

 2019年、段さんは白林右旗法院から不当に懲役3年、罰金5000元(約10万円)を言い渡され、銀行カードから現金が強制的に引き出された。段さんは再び内モンゴル第一女子刑務所に拘禁された。

 刑務所で非人道的な拷問を受け、危うく死を免れる

 内モンゴル女子刑務所で、段さんは法輪大法への信念を捨てることを拒否したとして、厳しい迫害を受けた。毎日、目を開けるとすぐに李才霞に暴言を吐かれ、日常生活に必要な品物を買えないようにされた。

 刑務官は麻薬中毒者の劉紅に段さんに対する拷問の責任を命じた。監房内に何かトラブルがあっても、受刑者の劉紅は刑務官に報告せず、劉紅1人で処理するよう指示された。劉紅は、「法輪功学習者を死ぬまで殴ろう 」と叫んだ。

 ある時、劉は数人の受刑者に指示して段さんの水に薬を入れ、それから4、5人で段さんを押さえつけながら無理やり喉や鼻に流し込んだ。

 また、ある日、ある殺人犯が喧嘩を売って、椅子を持ち上げて段さんを殴ったこともあった。

 別の日、劉は段さんに囚人証のバッジをつけるように言ったが、段さんに拒否されたため、劉は段さんの腕をつかみ、外側に力強くねじり、腕が折れるような耐え難い痛みを加えた。

 ある日、段さんは酷い拷問を受けて血圧が急上昇した。段さんは刑務所から支給された薬の服用を拒否した。それに対して、劉と他の受刑者は監視カメラを塞ぎ、段さんを殴った。劉は段さんの首をつかみ、髪を引っ張り、首を後方にねじり、意識を失わせた。

 段さんの尾骶骨は2003年に警官に蹴られて怪我をした。2012年、また蹴られて負傷し、座ることが困難になった。しかし、劉紅らは段さんが横になることを許さなかった。段さんは刑務官に状況を報告しようとすると、「黙れ!」と言われ、逆に段さんが劉紅を殴ったと嘘を言った。

 2018年頃、段さんは特別チームに送られて迫害された。ある日、受刑者らは段さんの上半身をベッドに固定し、下半身を垂らし、服を持ち上げて段さんの頭を覆った。劉紅は左腕で段さんの胸を殴り、右手で頭と顔を激しく殴った。段さんは口から大量に出血し、助けを求めて叫んだが、劉は段さんを地面に引きずり回した。段さんは這って逃げようとしたが、受刑者らは段さんを引きずり戻し、繰り返し地面に引きずり回した。迫害の邪悪な圧力の中で、段さんは 「転向」を余儀なくされた。煉功学法ができないため、段さんの健康状態は悪化し、病気になった。刑務官の杜春梅は、段さんが病状を偽っていると非難した。

 長期にわたる残酷な迫害は、段さんの体に深刻なダメージを与えた。段さんはほとんどベッドに横たわっていることしかできず、まともに歩くこともできず、地面を這うことしかできない。

 段さんは不当に拘禁されて釈放された後、2度の大手術を受け、危うく命を失うところだった。コミュニティ関係者、「610」メンバー、公安局の警官、地元の警官は、様々な口実で段さんと家族に頻繁に嫌がらせをしている。路上で段さんに出会うと、ビデオや写真を撮ることさえある。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/24/473570.html)
 
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