四川省の余発全さんに再び懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2024年4月4日】四川省犍為県(けんいけん)在住の法輪功学習者・余発全さん(68歳男性)は、法輪功を修煉したとして、2023年12月12日、当局に懲役4年の不当判決を言い渡された。余さんは控訴が棄却された後、2024年3月4日に再び連行された。余さんが現在どこに拘禁されているかは明らかではない。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の経緯

 2023年3月3日午後7時半ごろ、余さんは自宅で警官4人と住宅委員会職員2人に連行された。警官らは余さんの法輪功の書籍、プリンター、パソコンなどの私物を押収した。同じ頃、他の2人の地元の法輪功学習者・范恵英さん(68歳女性)と王玉福さん(77歳女性)も連行された。3人は全員犍為県公安局に連行され、24時間拘束された後、全員住居監視下に置かれ、警官は引き続き3人の日常生活を監視し、法輪功学習者たちを陥れるため資料を模造し続けた。

 2023年12月12日、犍為県裁判所は、余さんに懲役4年の不当判決と5,000元の罰金を言い渡した。范さんは懲役1年の不当判決と執行猶予2年、罰金2,000元を言い渡された。王さんは懲役1年の不当判決と罰金2,000元を科された。そして王さんは刑務所外での執行の判決を宣告された。

 余さんはこの判決を不服として中級裁判所に控訴したが、同裁判所は当初の判決を維持した。余さんは2024年3月4日に再び拘束された。しかし当局は、余さんがどこに拘留されているかを家族に告げることは拒否した。

 余さんは法輪功を修煉する前、長年寝たきりだった。法輪功を実践してから、余さんは心身ともに元気になった。余さんはこれまでに労働教養所で2回拘禁された。その中には懲役3年以上の判決も含まれている。余さんは2011年8月10日に再び連行され、その後不当に懲役7年6カ月の判決を言い渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/11/474093.html)
 
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