【明慧日本2024年6月21日】5月の後半の2週間、オーストリア、ドイツ、スイスの法輪功学習者(以下、学習者)は、オーストリアのザルツブルク市とリンツ市に集まり、情報デーを行った。学習者たちは人々に法輪大法の素晴らしさを紹介し、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害を明らかにした。ザルツブルクでは、学習者たちは車の隊列パレードも行った。
功法を実演をしている学習者たち |
法輪功迫害の実態を伝えている学習者たち |
車の隊列パレードがザルツブルク市民の関心を引く
5月18日と19日、学習者たちはザルツブルク市で情報デーを行った。5月18日には、学習者たちは迫害の実態を伝える車の隊列を形成し、警察車両に先導され、この古都を2周した。
この日はキリスト教の聖霊降臨祭で、ザルツブルク祝祭劇場でクラシック音楽の演奏が行われたため、この歴史と文化の名所の中心部は非常に賑わった。学習者たちの12台の車からなる迫害の実態を伝える車のパレードはこの古都を3時間以上巡り、多くの観光客が車上のパネル資料に注目し、次々とパレードの写真を撮った。また、市民は車上のパネル資料の文字「世界は真・善・忍を必要とする」や「既に4億人以上が中共を脱退している」などを大きな声を出して読んでいた。
ザルツブルク市民「これは天国への道ですか」
迫害の実態を伝える場所でも、多くの市民が法輪功と、中共による法輪功迫害について関心をもち前に出てきた。繁華な街中で静かに座禅をする学習者たちを見て、多くの人々がこれがどのような功法なのか、どこで学べるのかを尋ねた。中共が「真・善・忍」を信仰する修煉者を25年近く迫害していることを知り、多くの人々が驚き、反迫害の署名に参加した。
ある男性は学習者が座禅をしている姿を見て法輪功が何であるか知りたいと思った。学習者は法輪大法は「真・善・忍」の基準に従って善良な人間、さらに良い人間になり、心身の向上を図ると説明した。この男性は「これは天国への道ですか?」と驚いた。中共による迫害を知って、この男性は「この世界には多くの人々が美しさを感じられない理由がある。それは彼らが悪魔に支配されているからかもしれない」とコメントした。
中国を訪れたことがある女性は、中国人の友好と善良さを高く評価していると述べ、中共政府のいくつかの行動が非難されていることを知っていたが、この場で初めて中共が中国人に対してこのような酷い迫害をしていることを理解した。彼女は迫害を制止するための署名をし、この署名が中国人を助けることを望んでいると話した。
この観光都市で、学習者たちはすでに法輪功を知っている多くの観光客にも出会った。オーストラリアの観光客はこの場を見るとすぐに、自分は法輪大法を知っているし、学習者が迫害に反対して各地を奔走していることも知っていると言った。アメリカからの夫婦は反迫害の署名をした後、わざわざ学習者に、「中国の学習者へ、私たちはあなたたちを支持しています」というメッセージを伝えて欲しいと言った。
リンツの学習者「迫害を終わらせるために一人一人から始める」
5月25日、学習者はオーストリアのリンツ市の商業街で法輪功のブースを設置した。今回の参加者の多くは若い学習者だった。若者が一緒に座禅をする光景は多くの通行人の注目を集めた。6月にリンツで無料の「法輪大法9日間セミナー」が開かれることを知り、多くの市民が参加を希望した。
市民は学習者が伝える迫害の実態を聞いている |
リンツ市情報ディーに参加した学習者たち |
学習者のアナヒタさんは23歳である。彼女は「幼い頃から法輪功の学習を始めた。その時、法輪大法が私に非常に有益であることを既に認識していました。平静な心を保つことができるので、様々な困難に対処するのが上手くなりました。また、『真・善・忍』の基準に従うほど、人との関係が良くなることにも気付きました」と言った。例えば、相手が感情的になったとき、アナヒタさんは相手が何を言いたいのかを尋ねます。彼女の基本は「他の人に対して私は彼らと一緒に解決策を見つけたいのであって、議論したいのではないことを知って欲しい」というものです。
中共による法輪大法の迫害について、彼女は「私たちは皆、この迫害が早く終わることを望んでいます。そして、私は、これが私たち一人一人から、小さなことから始めるべきだと思います。それから、全体に影響を与えることができるのです」と述べた。
中国の学習者が中共に「私の両親を解放せよ」と要求
ザルツブルクとリンツ市の情報デー活動で、ドイツの学習者丁楽斌さんは、市民に、丁さんの両親が学習者という事で、父は中共に刑を宣告され、母は警察の監視下に置かれているという事実を語った。
「私の両親を解放せよ」の看板を持っている市民 |
丁さんの家族が経験したことや、無数の学習者が中共に酷く迫害されている事実を知り、多くの市民は迫害を制止するための署名をし、「私の両親を解放せよ」と書かれたパネルを持って写真を撮り、学習者を支持した。