【明慧日本2024年8月27日】天津市の法輪功学習者・斉志銀さん(62歳男性)は、今年2月4日、北京市で警官に連行された。その後、天津市武清区留置場に送られ拘禁された。斉さんは7月に地元の裁判所に懲役9年の重刑を言い渡された。
天津市武清区の上馬台鎮に住む斉さんは、法輪功を学び、真・善・忍に従い、より良い人間になるよう努力し、心身共に恩恵を受けた。しかし、1999年7.20、中国共産党当局が法輪功迫害を引き起こし、法輪功を学び続けている斉さんは迫害を加えられた。
2017年12月28日、天津市公安局は大勢の警官と区レベルの公安分局、所属の派出所の警官を出動させ、天津市内各地で37人の法輪功学習者を連行した。
その日の昼12時ごろ、天津市公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、武清分局の国保、豆張庄派出所の警官20数人は、大ケン廠鎮の法輪功学習者・高玉明さんの家に押し入り、高玉明さん、法輪功学習者の斉さん、周厚美さん、高建玲さんを連行した。警官は高玉明さんの自宅を家宅捜索し、パソコン、プリンター、書き込み機能の機械、携帯電話、現金1万元以上を押収した。斉さんの自宅も家宅捜索された。
その日、連行された法輪功学習者・斉さん、李永泉さん、黄俊娟さん、高玉明さん、周厚美さん、高建玲さん、呂厚芬さん、崔彦卿さん、馮俊苓さん、高立娟さん、王淑燕さん、金芝さん、楊雲香さん、姜平俊さん、董学梅さん、王娟娥さん、ショ燕さん、王平さん、蘭淑芬、王さん、徐雪麗さん、許全勝さん、何桂栄さん、王淑英さん、王海燕さん、王家華さんの26人が拘留された。
その後、その中の李永泉さん、高立娟さん、黄俊娟さん、呂厚芬さん、高玉明さん、斉さん、楊雲香さん、周厚美さん、金芝さん、何桂栄さん、徐雪麗さん、高建玲さん、馮俊苓さん、董学梅さんの14人が引き続き拘留されていた。
斉さんは武清区留置場に8カ月間拘禁された。その間、斉さんは断食して迫害に抗議し、40日後に命の危険となった時、「裁判保留の保釈」で帰宅した。その後、天津裁判所は斉さんに留置場に行くようという召喚状を出したが、斉さんは迫害に抵抗し、行かなかった。それから、斉さんは迫害を避けるために家を出て放浪生活を余儀なくされた。
その間、法輪功学習者が次から次へと判決を言い渡された。李永泉さんは懲役11年、高立娟さんは懲役9年、黄俊娟さんは懲役7年6カ月、高建玲さんは7年6カ月、高玉明さんは懲役6年、呂厚芬さんは懲役5年6カ月、徐雪麗さんは懲役4年6カ月、楊雲香さんは懲役4年、周厚美さんは懲役4年、馮俊苓さんは3年6カ月、金芝さんは懲役3年の実刑を受け、罰金を強要された。
斉さんは、5年以上放浪生活をした後今年2月4日、北京の娘の家から警官に連行され、天津市武清区留置場に拘禁された。
地元の公安局、検察庁、法曹関係者が共謀して斉さんに濡れ衣を着せた。8月上旬、斉さんは7月に地元の裁判所から9年の判決を言い渡されたことがわかった。
中国共産党は25年にわたって、善を修める法輪功学習者を残酷に迫害し、善悪をひっくり返してきた。当局の警官による不当な連行と家宅捜索は、多くの法輪功学習者とその家族に大きなダメージを与え、国と国民にも大きな災難をもたらした。