文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年12月8日】アメリカ大統領選挙が終了し、トランプ氏が再びアメリカ大統領の座に就きました。このニュースに多くの人が喜びに満ち溢れています。この喜びは人間の善良な本性が目覚めている一面を表しているのかもしれません。しかし、私は多くの大法修煉者も常人と同様に喜びの心が生じていることに気づきました。私自身もその1人でしたが、冷静になり、法に照らしてみると、修煉の道から外れそうになっていることに気づきました。私が見たものは全てではないかもしれませんが、このような教訓は本当に少なくないことを、善意を持って少しお伝えしたいです。以前も、多くの人が気持ちの浮き沈みに振り回されましたが、今回もまた同様に興奮してしまっています。
私たちが理解しなければならないことは、すべては修煉者に対する試練なのです。師父もこの点について法を説かれたことがあります。私たちは、どうして1人の常人に依存して、仏法への迫害を終わらせようとするのでしょうか? 常人社会におけるすべての変化は、すでに按排されているものです。私たちは決してその変化に振り回されるべきではありません。すべて法を師としなければなりません。師父は次のようにおっしゃっています。「全体の形はあなたには見えませんが、いずれも安定した状態ではありません」。(『転法輪)』)
また、もう一点お伝えしたいのは、ブランデン氏の予言に関する私の考えです。すべては師父の正法の進展に伴い変化していきます。予言は、常人の出来事なら予測できるかも知れませんが、全体の大きな状況については正しく予言できません。私たちはそれについて想像したり、考えたり、執着したりしてはいけません。その執着には自己や人情、時間に対する執着が含まれているかも知れません。
私たちは時間を惜しんで、3つのことをしっかりと行い、師父の教えに従い、表面的な事物に振り回されないようにしましょう。また、常人に真相を伝える際にも、大法の真相から逸れることなく、予言だけに焦点を当てることは避けるべきです。特に、時間に関することは話さない方が良いでしょう。そうでないと、逆効果を生む可能性があります。
同修の皆さん、この点について過去の教訓は本当に多くあります。私たちは外部の影響で動揺するべきではありません。師父もこの点について多く法を説かれています。私たちは、師父にこれ以上ご負担をおかけしてはなりません。師父は「目覚めなさい」の経文でもすでに非常に明確に説かれています。私たちは人心から師父にご迷惑をかけることのないよう、肝に銘じるべきです。
これは現時点での私の認識です。不足や間違いがあれば、どうかご指摘ください。共に励みましょう。