河北省の石鋭さんに不当判決
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 【明慧日本2025年4月15日】河北省滄州市の石鋭さん(女性)は、法輪功を実践したとして3月25日、懲役2年の不当判決と1万元の罰金を受けた。法輪功(ファールンゴン)は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の詳細

 石さんは2024年4月17日午前9時に出勤するとすぐに、新華区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに不当連行された。彼らは、監視システムを無効化するため、連行前に石さんの会社の電源を遮断した。彼らは石さんを連行し、自宅を家宅捜索した。

 そのあと、石さんは滄州市留置場に連行された。石さんは1日に2回、全裸にさせられ、身体検査を受けた。2025年1月下旬から、石さんは高熱に悩まされ、腕と脚が腫れ上がり、少し立っていると脚の皮膚が黒ずんでしまった。

 2025年2月22日、運河区裁判所の裁判官は石さんに対し、3日後に出廷するよう通告した。石さんは、現在の健康状態から判断すると、裁判を受けるには不適格だと述べた。裁判官は石さんに、「期日は決定しており、必ずその日に開廷しなければなりません。救急車に乗っても必ず来なければならないです」と告げた。

 裁判官は予定通り審理を開いた。石さんは非常に衰弱しているように見えた。弁護士は石さんのために無罪を主張し、石さんは自らの弁護のために証言した。

 裁判官は2025年3月25日、石さんの弁護士に対し、懲役2年の不当判決と1万元の罰金を言い渡した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/3/27/492056.html
 
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