師父は、「皆さんに、よく法を学ぶように伝えてください」とお話された
■ 印刷版
 

明慧日本2007年10月4日)師父が延吉に来て法を伝えられてから13年を数え、私の耳には再び師父が延吉全体の法輪功修煉者にお話された「帰ったら皆さんに、よく法を学ぶように伝えてください」という言葉が聞こえて来た。この言葉は、十年以上経っても、老弟子の中では、通常と違う感受を与えている。

 師父が延吉に来られて、十日目の講義で質問に回答された時、ある修煉者が師父に、「『中国法輪功』の修訂本を朝鮮語に翻訳してもよろしいでしょうか。」(当時、『転法輪』は出版されていなかった)と書いた紙を渡したが、その問題に師父は次のように解答された。「誰が翻訳しても構いません。ただし、最後は北京研究会に提出して審査を受ける必要があると思います」。そこで、延吉で講法が終わった後の四日目に、延吉市に住んでいる5人の修煉者は、自ら翻訳組を発足して、『中国法輪功』の修訂本を翻訳し始めた。1カ月後、彼らは、朝鮮語版の『中国法輪功』の修訂本の初稿を作り上げた。当時、1人の学習者が、他の4人の翻訳者を代表して、翻訳原稿を長春煉功場に提出した。その後、長春煉功場は、その翻訳原稿を北京研究会に提出した。そこで、この修煉者は長春で幸いにも慈悲なる師父とお会いすることができた。

 この修煉者が、翻訳した原稿を自分の手で師父にお渡しする時、師父は非常に喜びながら、翻訳した原稿を手に持たれ、詳細に翻訳した時の情況を聞いて下さった。その後、師父は「私は、将来の朝鮮族の人々を代表して(翻訳した人々に)感謝します。」とおっしゃった。師父を見送るため階段を下りた時、師父は階段を下りながら振り向いて、この修煉者に、「帰ったら皆さんに、よく法を学ぶように伝えてください」とおっしゃった。また、階段の曲がり角の所で、師父は再び振り向いて、この修煉者に、「帰ったら皆さんに、よく法を学ぶように伝えてください」とおっしゃった。このように、師父は1分以内に3回も同じ言葉を言われたのである。

 当時、師父のこの言葉にどのような深い意味があるか、悟ることができなかったが、13年経った現在、自分の経験と教訓から、師父の毎回の講法でいつも学法の重要性を強調されるそのお気持ちを、心深く感じるようになった。師父が教えられた法は、宇宙の全てを造り、末法末劫のこの時期に、宇宙の衆生にもう一度、純正な正法正覚に回帰できるようにする唯一の機縁でもある。 

 延邊少数民族地区の修煉者の一人として、私達は本当に光栄に思っている。師父が自ら来られて講法してくださった唯一の少数民族地区の修煉者として、私達はもっとこの万古機縁を惜しむべきである。師父は、『精進要旨』で、「次の歴史の新しい紀元に入るべきあらゆる民族が、みな法を得て、全体的に向上するのだ。これは一つの民族の問題ではない」と述べておられます。

 最後に、師父に感謝します! そして、佛恩に感謝します!

 
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2007/10/1/163636.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/10/17/90560.html)     更新日:2012年1月12日
 
関連文章