【明慧日本2011年12月28日】河北省邯鄲市曲周県の公安局督察大隊隊長・李友民は2011年12月4日午後、曲周県に在住の法輪功修煉者・李雪梅さん(31歳)の自宅に侵入し、李さんを不当に連行した。
2011年12月4日、李さんはドアを叩く音に気づき、ドアを開けた。すると酒気を帯びた不審者がいきなり李さんの自宅に押し入り、李さんに「お前が李雪梅か」と聞いた。その不審者は私服で何の証明書も提示せず、李さんは「どちらさまですか」と聞き返した。その人物は李友民だった。李友民はその場で李さんにセクハラ行為をしようとして、李さんから叱責された。その後、李友民は外にいた2人の警官を呼び、李さんを連行するよう命じた。
李さんは妊娠7カ月で、その日、子供2人(6歳と2歳)と家にいた。子供2人は警官の行為を見て、怖がって大泣きし始め、母の手を握って、離そうとしなかった。李友民は子供たちと李さんを離れさせ、ドアを閉めた。李さんはパジャマ姿のまま、裸足で警官に引っ張られた。李さんは手すりを掴んで必死に反抗しながら、「あなたたちは警官なのですか? なぜ、やくざのような行為をするのですか? 私は何にも悪いことをしていません。あなたたちは因果応報を覚えておいてください」と叫んだ。李友民は「俺はやくざだ」と言った。
警官らは李さんを車に強行に乗せ、去っていった。車は南里岳郷衛生院に向かい、李さんは裸足で手錠をかけられたまま車から降ろされた。李さんは検査を受けさせられ、医者から「妊娠7カ月」と言われた。その後、李さんは警官に南里岳派出所に連行され、1時間後に釈放された。
李さんは心優しくて明るい性格である。李さんはかつて、インターネットを通じて法輪功の真相を伝えたという理由で、4カ月前にも不当に身柄を拘束されたことがあった。2011年8月9日午後7時ごろ、曲周県公安局国保(国家安全保衛)大隊の警官4人は李さんの自宅に不当に侵入し、証明書などを一切提示せず、妊婦の李さんを連行した。警官らは李さんの家にあったパソコン、プリンター、携帯電話2台、法輪功関連書籍などの私物を没収した。李さんは夜12まで尋問された後、釈放されたという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)