【明慧日本2011年12月31日】河北省博野(はくや)県に在住の法輪功修煉者・張国芬さんは、2010年5月11日午後、娘・代小霞さんの家で博野県刑事警察大隊、博野県公安局、城東郷派出所の警官らに不当に連行されて家宅捜査され、家財を差し押さえられた。
翌日、張さんは不当に労働教養1年を宣告された。警官らは家族に手続書を渡さないまま、張さんを石家荘女子労働教養所に移送した。2009年9月には張さんの長女・代淑娜さんが、懲役1年6カ月の労働教養を宣告されており、現在も石家荘女子労動教養所に拘禁されている。
聞くところによると、張さんは法輪功の修煉を放棄するという内容の「転向書」を書かないという理由で、労働教養所で12時間直立不動の姿勢を強制されたため、失神してしまったという。その後、張さんは座る事を許されたが、寝ることを禁じられた。その他にも、張さんは冬の寒い時期に布団もない床の上で1カ月間座り続けるという拷問を受けた。
張国芬さん、鄭宝珍さん、陳改茹さん、張桂珍さんなどの法輪功修煉者は、迫害に抗議したという理由で警官らに罵られたり、長時間立たされ続けたり、殴打されるなどの迫害を受けた。鄭宝珍さんは腕と脚が不自由なため、警官に押され、壁にぶつけられ転倒して大きなこぶができ、それ以来、立つことができなくなった。また、「転向」を拒否した法輪功修煉者が留置場に拘禁されることもしばしばあった。
2011年5月31日、張さんは刑期が満了したにもかかわらず、6カ月間刑期を延長された。8月15日と16日、張国芬さん、楊智英さん、鄭宝珍さんは長時間立たされ続けたり、脅迫されたり、中共(中国共産党)当局を賛美する歌を歌うことを強制された。さらに張さんは、女性警官から殴打・電撃された。
11月31日、張さんの拘禁期限は再び満了したが、いまだに釈放されていないという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/12/30/130408.html) 更新日:2012年1月1日