【明慧日本2012年1月15日】
(二)双城市で21人の法輪功修煉者が連行される
1、 12月7日夜7時40分、双城公安局と名乗る12人の警官が団結郷に在住の李樹奇さんの家に侵入し、何の証明書も見せることなく、70歳過ぎの李さん、長男の妻、二男の妻、二男、娘の5人と、家を訪れたばかりの人を双城市留置場に不当に連行した。家には李さんの妻だけが残された。李さんたちを連行した後、警官らは家を荒らしながら家宅捜索を行なった。その振る舞いは強盗そのものであった。また、警官らは家の中をビデオカメラで撮影した。当日はとても寒かったが、連行された人は皆薄着で、スリッパを履いている人もいた。 2日目、双城留置場の女性警官は家族に罰金として1000元と半月の食事代500元を要求した。その2日後、警官は再び1000元を渡すよう命じ(家族は渡さなかった)、書類にサインを命じられた。書類には警察に通報してはならない、陳情と告訴をしてはならないという内容だった。その後、家族1人につき480元の食事代を払うよう強要した。
2、 12月23日夜8時ごろ、黒竜江省双城市韓甸鎮派出所の警官4人は、本鎮紅城村の法輪功修煉者・董国忠さんを連行し、家にあった法輪功の関連書籍4冊を没収した。董さんは現在、双城留置場に拘禁されている。警官は董さんを連行する前、別の法輪功修煉者を連行しようとしていたが、家に入れなかったため連行できなかった。
3、 12月17日午後3時ごろ、新興鄕派出所の警官・宋久武と国家保安大隊の警官・将正は、自宅で洗濯をしていた双城新興鄕新勝村東高家に在住の法輪功修煉者・張淑雲さん(50代女性)を双城留置場に連行した。
4、 12月17日午後3時ごろ、双城万隆鄕派出所の警官は本鄕廣寧村に在住の法輪功修煉者・薛瑞輝さんの家に侵入し、上からの命令だと言って薛さんを派出所に連行し、双城留置場に送った。
5、 12月14日、双城市城郊派出所の奚宝庫と名乗る警官は、他の警官とともに幸福鄕長产村の法輪功修煉者の家を不法に家宅捜査した。当時、法輪功修煉者たちは家にいなかったが、30冊の『転法輪』を持ち去った。
6、 12月12日午前9時ごろ、双城市の警官は金城鄕派出所の7、8人の警官と金城鄕鄧家屯村に在住の法輪功修煉者・張忠田さんの家に行き、張さんを連行し、大法の本とパソコンなどを奪った。
7、 12月9日午後3時ごろ、私服警官らはナンバープレートが付いてない車で、韓甸鎭紅衛村に在住の法輪功修煉者・張淑霞さんの家に行き、張さんを連行しようとしたが、張さんは家に居なかった。
8、 12月9日、双城市五家鎭派出所は5、6人の警官はパトカー2台に分乗し、五家鎭道南に在住の法輪功修煉者・藏金秀さんと暖泉村に在住の法輪功修煉者・鄭士寧さん(71)、杜桂蓮さん(64)を連行し、パソコンや録音機などを奪った。鄭さんは身柄を拘束された際に意識を失い、五家鎭病院に緊急搬送された。当日の午後、五家鎭派出所は他の2人の法輪功修煉者にそれぞれ3500元を要求した後、釈放した。しかし、警官らが奪ったものは返却されなかった。藏さんは連行された後、双城市留置場に送られ、今なお迫害を受けている。
9、 12月8日、双城鎮友聯村の村長・馬万軍は、城郊派出所の警官とともに法輪功修煉者・李振文さんの自宅を訪れ、不法な家宅捜査をした上、大法の本と法輪功創始者の肖像を奪い、李さんを連行した。現在、李さんは留置場で迫害を受けている。12月12日午前、双城城郊派出所の警官は再び、李さんの家に行き、家にいた李さんの奥さんに「李はどこに行った?」と聞いた。また大法の本を奪い、新唐人テレビの衛星受信機を奪った。
10、 同日、双城市城鎭派出所の警官らは、万家大隊に在住の付さんの家に侵入し、法輪功修煉者・王興于さん、鄭文さん、趙淑芳さんを連行し、大法の本などを奪い、彼らを双城留置場に収容し、今なお迫害を行なっている。その後、警官らは他の法輪功修煉者の家へ行き、嫌がらせを行った。王さんの妻・厳芬さんは現在、黒竜江省女子刑務所で迫害を受けており、娘は去年釈放されたばかりである。
11、 12月7日午後2時ごろ、双城市の警官5、6人は、韓甸鎭紅衛村に在住の法輪功修煉者・劉慶義さんの家に侵入し、窓にビニールをはり付けていた劉さんを連行し、法輪功創始者の肖像と座布団数枚を奪った。その後、法輪功修煉者・劉清香さんの家に行き、劉さんを連行した。当時、劉さんはシャツとベストしか着ていなかった。その後、警官らは他の2人の法輪功修煉者の家に行ったがドアを開けられなかったので断念した。その後、また別の法輪功修煉者に家に行き、多くの私物を奪い、法輪功修煉者の夫(常人)を連行したが、2月8日に釈放した。
12、 12月28日午前11時ごろ、双城市韓甸鎭派出所の警官4、5人は、法輪功修煉者・李玉梅さんが経営するアパレルショップで李さんを連行し、従業員1人を連行した(その後釈放された)上、多くの私物を奪った。
13、 12月20日ごろ、19人の法輪功修煉者が労働教養所に送られ、今なお迫害を受けている、また一部の法輪功修煉者はどこへ送られたか不明。現在、数人の法輪功修煉者が双城市から鴨子圈(第二留置場)に移送された。
(三)木蘭県で5人の法輪功修煉者が不当に連行される
1、 12月3日、木蘭県に在住の法輪功修煉者・姚景琴さんと盧さんは、警官により公安局に連行された、詳しい情報は不明。
2、 12月19日午後3時、木蘭県新民派出所の警官らは楊家崗村で、高齢の法輪功修煉者と中年の女性修煉者の身柄を拘束し、さらにミニバンを奪った。
3、 12月19日午後、吉興鄕派出所の警官・王兆友、孫継閑、李德春の3人は、木蘭公安局第三派出所の警官と一緒に、法輪功修煉者・張世香さんの仕事現場から張さんを連行し、20日の朝、ハルビンのどこかへ送った。詳しい場所は不明。
(四)呼蘭区在住の法輪功修煉者3人が連行される
1、 12月6日午前、黒竜江省ハルビン市呼蘭区石人県の警官らは、劉鵬雲さんが自宅で法輪功の書籍を読んだという理由で、劉さんを呼蘭留置場に連行した。
2、 12月20日、ハルビン市呼蘭区新民派出所の警官は、法輪功修煉者・郭玉華さんの家へ行き、郭さんに嫌がらせをすることを企んでいたが、家には郭さんの子供しかいなかった。しかし、警官らは門をこじ開け、強引に家に押し入った。郭さんの家には1冊の法輪功の関連書籍があったため、警官らは、書類にサインしてから家に帰すなどと言い、子供を派出所に連れて行った。警官らは子供の父親の兄を探して電話をし、郭さんが派出所に来て子供を引取りに来るようにと伝えさせた。郭さんが派出所に行くと、その場で身柄を拘束され、ハルビン七処に拘禁された。
3、 12月26日、ハルビン市呼蘭区に在住の法輪功修煉者・尹曉華さんが身柄を拘束された。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(続く)