黒竜江省:迫害された息子が足切断 高齢者の父はショック死(写真)
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 【明慧日本2012年1月31日】黒竜江省伊春市に住んでいた法輪修煉者・王鳳岐さん(60)は、かつて足に障害をきたし、足を切断せざるを得なくなるまで迫害された、同じく修煉者の王新春さんの父であった。2011年11月26日、地元の警察や公安支局によって、悪辣な手段で嫌がらせや家宅捜索をされたことに強烈なショックと驚きを受けたことで、同年12月22日に無実を晴らせずにこの世を去った。以下は王さんが受けた一部の迫害状況。

若い頃の王鳳岐さん

 迫害の当日、新春さんは買い物の途中で、警官らに伊春区公安支局まで強制連行されたうえ、夜遅くまで身柄を勾留され、携帯電話などを没収され、拷問を加えられた。一方、鳳岐さんは自宅に侵入してきた警官らに脅しを受け、家をさんざん荒らし回られた。

 しかし、鳳岐さんはこの迫害を受けて以来、1カ月間、圧力を受け続けてきたため、言語障害や行動障害の症状に至り、精神的に弱って身がすくんでしまい、恐怖におびえる生活を送っていた。結局、心身ともに苦痛の限界に達し、持病がひどくなり、無念の思いを残したままこの世を去った。

 王さんの一家3人は1998に法輪功を習い始めた。しかし、それ以来、中共(中国共産党)当局が行なっている法輪功への弾圧政策のもとで、12年来、妻・王桂香さんと息子・新春さんとともに強制連行・労働教養・不当監禁・恐喝・拷問を受けてきた。新春さんは、さらに残酷な拷問を受け、完全に歩けなくなるほど両足がただれて半身不随になった。

新春さんは足が失うまで深刻な迫害を受けた

 それ以来、王さんは自分が受けた壮絶な迫害を関連部門に繰り返し訴え続けたが、かえって当局の恨みを買って母が3年の労働教養を受けるなど、人権をさんざん蹂躙され、一連の更なる迫害で苦しめられた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/1/18/251988.html)     更新日:2012年2月1日
 
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