【明慧日本2012年1月19日】河北省邯鄲市労働教養所は、法輪功修煉者を迫害する邪悪な拠点として、各種の卑劣な手段を行なっており、2011年12月30日夜6時から9時頃まで、変態者である男性看守は同じく男性である法輪功修煉者・王剛さん(30歳男性)に対して性的虐待を行い、レイプした。この事件を暴露した目撃者は、悪らつな性犯罪が外界に漏れないよう、関係者らから圧力をかけられたという。
邯鄲市に在住の王さんは2011年6月26日、義井派出所の警官らによって不当に身柄を拘束され、7月12日、上記施設へ移送された。王さんは上記施設に拘禁されてから、法輪功の修煉をやめるという内容の保証書を書かされたことで、ショックと悔しさに苛まれる生活を送り、精神的に不安定な状態だった。その上、さらに看守や受刑者らから暴行や暖炉のスチールに縛られるなどの拷問を受け苦しめられていた。
2011年12月30日、レイプ事件の当日、王さんは夜の9時まで3時間にわたり、看守によってマッサージやアナルセックス、オーラルセックスなどの性的虐待を強いられ続けた。
中国の憲法は信仰と言論の自由を保障している。中国共産党の悪辣な弾圧政策のもと、法輪功修煉者への迫害を行なっている警官や司法部門の職員は、令状を提示することなく法輪功修煉者の身柄を拘束し、法的手続きを無視し、中国の刑務所・労働教養所・洗脳班・留置場など、収容所へと送り込み、違法な手段で監禁や暴行を加えている。以下に、河北省に在住の一部の修煉者が受けた迫害状況を述べる。
任孟軍さん(56歳男性)は、2001年1月、法輪功の正当性を訴えるため、北京ヘ上京したときに身柄を拘束された。任さんは拘禁されてわずか9カ月後、激しい暴行の末、殺害された。
王書軍さん(36歳男性)は、2004年4月、自宅から直接、収容施設へと不当に連行された。王さんは約1カ月間拘禁され拷問を受けた。釈放後も迫害により破壊された肉体は回復することがなく、2004年6月20日、王さんは死亡した。
蒿(こう)文民さん(44歳男性)は、2002年5月に拘禁されて以来、3カ月間、体罰や殴打、スタンガンによる電気ショックなどの拷問を加えらた上、さらに睡眠をはく奪された。2004年4月、蒿さんは壮絶な迫害の末、釈放されたものの、体には重度の障害が残った。結局、2005年9月頃、蒿さんは若くしてこの世を去った。
宋興国さん(29歳男性)は、2001年11月、石家荘労働教養所に不当に拘禁された。2002年10月、施設側は長期間の断食によりすでに瀕死状態にになっていた宋さんに対し、治療すら行わないまま、邯鄲市労働教養所へ宋さんを移送した。宋さんは瀕死状態にもかかわらず、依然として看守や受刑者らから繰り返し迫害され、健康状態が極端に悪化した。肉体的、精神的にひどく消耗した宋さんは、2002年11月上旬、施設内で不治の病となって死亡した。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)