【明慧日本2012年1月18日】河北省女子労働教養は法輪功修煉者を長期にわたって拘禁し、日々悪質な洗脳を行うなど、継続的に迫害を行っている。修煉者は生命の危険に晒され、人権を蹂躙されている。以下に、2011年までに一部の修煉者が上記施設で受けた迫害の状況を述べる。
唐山市に在住の法輪功修煉者・趙燁さんは、ひどい暴行を受けたため、肩の筋肉萎縮や手の震えなどの症状が引き起こされた。しかし、施設側は趙さんが病院での治療を求めたにも関わらず、それを無視し、拘禁を続けた。
秦皇島市に在住の張玉芝さんは、不明薬物の注射や枷をかけられる拷問によって、脈管炎や肺結核などの持病を再発し、危篤状態に陥った。
拷問の実演:不明薬物の注射
滄州市に在住の斉俊玲さんは、迫害に抗議するため、断食を1カ月ほど続け、強制的な灌食の拷問を加えられた。
拷問の実演:灌食
唐山市に在住の王淑蓮さんは、2日間連続で繰り返しひどい暴行を受けた。そのわずか2、3週間後、再びひどい暴行を加えられ、王さんは全身傷だらけになった。
唐山市に在住の呉玉芳さんは、強制労働を強いられた上、殴る蹴るの暴行を加えられたり、殴打されたりした。
拷問の実演:暴行
また深夜になると、修煉者たちは厳寒の中、冷たいコンクリートの地面に裸にして立たされるなどの拷問を加えられた。
修煉者を汚い言葉で罵り、殴る蹴るの暴行を加えるなどのことは、減刑を条件に一般の受刑者が行っており、看守らは修煉者に強制労働をさせ、作られた商品を掠め取り、口実をつけて修煉者から金銭を脅し取ったりする手口を好んで使用している。その上、修煉者に対して行われる健康診断の結果を無視し、半身不随はもちろん、肝臓炎や肺結核、白血病を患う修煉者であっても構わず、他の施設で入所を拒否された修煉者を引き取って拘禁し、迫害を行なっている。