ハルビン:前進労働教養所で障害者が迫害される(写真)
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 【明慧日本2012年3月9日】黒竜江省ハルビン市に在住の呉暁峰さん(40代女性)は2011年3月、法輪功を学んでいるとして、不当に監禁された。前進労働教養所に入所してから、迫害され左腕に障害をきたし、右目にけがを負い、言語障害にいたり、自力で生活できなくなった。しかし、収容施設は、彼女を釈放するどころか、かえって受刑者を彼女への迫害に加担させた。

 2011年3月末から4月の初めに、受刑者は看守の指示を受けて、毒物を秘密裏に食べ物に入れ呉さんに飲ませていた。

 2011年5月末、夜9時頃、大隊長は強引に呉さんを外へ引きずり、門前で呉さんをさんざんに殴った。また、呉さんは大隊長に養豚場で豚の群れに入れられて監禁された。

拷問の実演:引きずり回される

 呉さんは迫害により、自力でトイレへ行くことや食事することができなくなったが、施設は何の対応もなく、飢える日々となっていた。その間、「トイレに行きたい」と申告することを強いられた呉さんは、言語障害で言葉が出ないまま、20時間もトイレを我慢することを強制された。このような状況で、呉さんは排泄をそのままさせられたこともある。

 呉さんは、日頃から受刑者らに苛められたり、殴られたり、棒で突かれたりした。これは、受刑者が看守の許可を得て行っていたことである。

 施設側は、この凄惨な迫害の実態を隠蔽するため、外部に対して偽装工作を行っており、詭弁や脅迫などの卑劣な手段を用いて、多くの人々を欺いている。 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/8/253981.html)     更新日:2012年3月10日
 
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