家に帰る
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 【明慧日本2012325日】私は女性で、20歳になったばかりです。今年2012220日、お父さん修煉者と北京仕事を探しに行きました。

 仕事はすぐに見つかりましたが、私は突然、風邪をひきました。45日間も続て、病状は一向に好転しませんでした。薬を飲むと、ちょっと良くなりましたが、薬の効果が衰えると熱が出てしまいました。全身の骨がとても痛くて、さらに嘔吐などの症状伴っていました。幼い頃から今まで、このような苦しくて大変な目にあったことは、一度もありませんでした。私の耐える能力ももうすぐ極限になり、体も弱くなってきました。私は、おかしいな、と感じました。風邪こんなに深刻なものなのでしょうか?お父さんも「若干怪しい」と思ったので、「私たちは家に帰ろう。帰ってどうするかを考えてから考えをまとめよう」と言い出しました。

 家に帰る道路で、私は車の中に座っていました。全身の気分が良くありませんでした。連日ものを食べずにいたので、体も弱り、大変な状態が重なり、とても苦しくなり、さらに嘔吐が重なりましたが、何も食べていなかったので、吐いた物が何かさえもわかりませんでした。これは私が生まれて以来、遭遇した最大の「苦痛」でした。

 途中で車にガソリンを入れた時、車の運転をしていたおじさんが私に言いました。「ダメなら前の席に座ってください。あなたを見てると大変そうだ」心の優しい運転手のおじさんは、私が車に酔ったと思ったのです。車が少し走ったところで、また全身が痛くなりました。とても苦しいので、私は黙考しました。「法輪大法は素晴らしい」「真善忍は素晴らしい」と考えると、ちょっと良くなりましたが、やはり痛みがあり、私は師父の助けを求めました。「師父、どうか助けてください。力になってください。私は本当に耐えられなくなってきました」この時、体がだんだん寒く感じるようになりました。寒く感じるようになってから頭のてっぺんがしびれ始め、それ体中に広がりました。意識も次第に曖昧になってきました。私は無意識に下を見て自分の手を見てみました。痙攣しているようでした。手のひらが縮まり、手の指折られたかのように散り散りばらばらで、めちゃくちゃでした。私は努力して手を元の形に戻そうと考えました。しかし、手は動かすことすらできませんでした。この時、車内にかかっていた音楽、車のエンジンの轟きも含め消えてしまいました。そして、目の前の光景が全部なくなってしまい、何もはっきり見えず、白く清潔な空間だけが見えていました。この時、私の体は今までにないほど快適で、体はふわりと浮き漂い、ほんの少しの苦痛もありませんでした。

 この時、心優しく慈悲深い声が教えてくださいました。「修煉した方がいいですよ」男の声でした。とはいえ、「この声も私である」という意識が現れてきました。続けて、私の目の前が明るくなり、大きく白く発光する体が目の前に現れました。どこも真っ白で、私はぼーっとしながらも、一つの笑顔を見ることができました。私の現生の親の顔のようでしたが、「これは生みの親である」と、意識は反応していました。その瞬間、親切で、そして深く知っていると感じました。その笑顔は、とても長い間会わずにいた私の生みの親でした。その瞬間、現生での私の体験の画面が私の脳裏に突然現れました。私が子供の頃、78歳の時、親と一緒に修煉した場面もその中に含まれており、それが一つ一つ目の前に浮かんできました。悪が大法弟子を抑圧している時、お母さんと私は煉功できなくなりました。そして、後になってやめてしまったというわけです。

 この偉大な体が心優しく言いました。「帰って来ましょう」この言葉が送り伝えられてきた時、それは一種の意念でした。どうやら自分自身が、とうとう久しぶりに両親に会うことができた子供のように興奮し、幸せのあまりさめざめと涙を流しているようだ、ということに私は気が付きました。まるで何年も漂泊し、他郷でこれ以上ない悔しい思いをしてきたかのようでした。両親を見上げ泣きました。声も立てないで泣きました。同時に、傍にたくさんの私がいると感じました。一人一人の私も同じように涙していました。あの時、精神が感受したものは言葉で表すことはできません。

 ちょうど両親の胸に抱かれたいと思った時、突然、車内に座っている自分に気づきました。そして、まだ同じ状態を保っていました。ただし、体の苦痛はすっかり治っていました。

 私は自分の気持ちを抑えながら、涙をぐっとこらえていると、さっき生じた一切が脳裏にいっぱいになりました。

 私は車に座って車窓から外の世界を見ていました。すると、俗世間の中の一切はみな小さくて取るに足らないものだという感覚になりました。私が顔を上げてみると、空は抜けるように青く、「ただ修煉だけが、今、私が唯一やる必要があり、その上、すぐにやる必要のある事である」ことを、極めて強い感覚が話してくれました。

 しばらくして、私がくつろいでいた時、私は灰青色の体を見かけました。楕円形で全身にとげがあり、目が大きく、手足が小さいものです。その中の大きく黒くはっきりしているのが言いました。「君のような修煉の仕方は修煉と言えるのか。家に帰ってからちょっとだけ煉功しただけだよね。仕事に出てなぜ君は修煉しないんだよ、ほら、ぜんぜん修煉していないでしょ?!」私はすぐ警戒し、大声を出して追い払いました。「正しい道で修煉する私を、あなたたちが阻止することを師父は決して許しません」それらが言いました。「君、外で時間を作れるだろう?!」私は言いました。「師父が私を助けてくださるはずだ!」私がこのように話すと、ただちに何もなくなり、私も意識を取り戻しました。そして、すぐに発正念で、私が修練するのを阻止しようとする魔を取り除きました。

 私は平穏に家に帰りました。

 家に帰って次の日の夜、私がベッドに横になると心の中が穏やかではなくなりました。電気を消すと、頭のてっぺんのベッドのあたりに黒いものが牙をむき出し、爪をふるいながらやって来ました。私の頭をつかみ取ろうとせんばかりに私に対して深く爪を立ててきて、あざけるように私に言いました。「あなたに修煉させない、あなたに修煉させないぞ」なぜか私は「恐ろしくない」と思い、それらがばかばかしくてバカげている、と思っただけでした。私は心の中で思いました。「私が修煉するのを、あなたたちが阻止することは無理です」すると、気づかないうちにそれらは消えてしまいました。続いて、きつく押さえつけてあるカーテンがひらひらと揺れ始まるのが見えました。ひょろ長い小さな白人が1列に並んでカーテンのところに立ち、連携して揺れていました。この時、私は意識がはっきりしており、目を開けていましたので、小さな白人がよく見えましたが、電気をつけるといなくなりました。私はしゃべらずに心で発正念しながら、安らかに眠りにつきました。

 ここ何日かの経験で私は理解しました。こんなに長年やってきても、私はいくらも修煉していませんでした。それなのに、師父は私の事を諦めずにずっと優しく保護してくださいました。私は深く感動しました。

 この数日、私はこの事を思い出すと、抑えきれずに泣き出してしまいました。私には気持ちを落ち着ける方法がなく、とてもだらしがなかったのでした。数年来ずっとやさしく保護し、私を気にかけてくださった慈悲深く偉大な師父に、私は感謝いたします。

 師父の優しい保護を思い出し、生みの親の呼びかけを思い、私は改めて修煉することにしました。奮い立ってまっしぐらに追いかけ、師父の慈悲深い苦労を決して無にしません。私は渇望するかのように学法、煉功、発正念をしました。私はさらに人を救いに出て行かなければなりません。また私は3つの事もやらなければなりません。

 言葉を発ず、声も立てないで泣き、言葉に表すこともせず、ただ着実に修煉するだけです。ありがとうございます、師父! ありがとうございます、師父!

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/13/254176.html)     更新日:2012年3月26日
 
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