元裁判長が本名で中共組織から脱退
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2012年4月22日】2011年の春、神韻公演のDVDを私が住んでいる地域の裁判所の元裁判長に渡すことができました。彼は喜んで受け取ってくれました。

 数日後、市場で彼に会いました。私は「おじさん、先日、差し上げた神韻のDVDをご覧になりましたか?」と聞きました。彼は嬉しそうに頷きました。また「おじさん、法輪功はいかがですか?」と聞くと、彼は「法輪功を弾圧するのは間違っている。共産党はむちゃなことをしている」と言いました。

 私は「法輪功が残酷に弾圧されて以来、12年間に4千人近くもの人達が迫害されて亡くなりました。私たちの地域に住んでいた**さんもその1人です。聞いたことがありますか?」 と尋ねると、彼は「聞いたことがある。でも、具体的なことは知らない。その方はいい人だ」と言いました。私は同修が迫害を受けている事実を話し、真相のDVDも渡しました。彼は「必ず見る」と言いました。

 私は「おじさん、今の世の中の出来事から見ても、神様が中共(中国共産党)をこれ以上存続させることはないだろうと思います。自分のこれから先の平穏を守るためには、中共とかかわらない方がいいですよ」と言いました。彼は「そうだね、私もいろんな状況から見てそう思う」と同意しました。私が「中共は外国からきた悪魔です。中国でさんざん悪事を働き、8千万人もの罪のない人達を殺しました」と言うと、彼は目を丸くして「8千万人どころじゃない!」と言いました。私はさらに「もし、あなたが三退をするつもりなら、本名でも仮名でもかまいません。三退のお手伝いをしますよ」と言いました。すると彼は「私は**です。本名で三退をお願いしたい」と言いました。

「文字が読めなかったおばあさんが、法輪功を学んで哲学者のようになった」

文/北京の大法弟子

 「文字が読めなかったおばあさんが、法輪功を学んで哲学者のようになった」と言ったのは、北京の交番の警官が1999年に言った言葉です。

 1999年4.25、1万人余りの法輪功修煉者が北京市中南海付近の国務院陳情局を訪れ、陳情を行なったことが、世界を震撼させました。その翌日から、交番の警官が管轄地域の法輪功修煉者に対して、1人ずつ中南海へ行ったかどうかを調べ始めました。結果、私たちの煉功のほとんどの修煉者が行っていました。これは、警官に多くの法輪功修煉者と接触する機会を与えることになりました。

 ある日、警官が私と話しをしていた時、「文字が読めなかったおばあさんが、法輪功を学んで哲学者のようになった」と言いました。私は「そうです。宇宙の真理が分かったからです。すべてを『転法輪』の中で見つけることができます」と言いました。

 警官は信じられない様子で、手ぶりで「これぐらいの厚さの本の中に、なんでもあるのか?」と聞きました。私は「そうですよ。質問があるならばどうぞ」と言うと、警官は三つの質問をしてきました。私は全部、本の中で答えを見つけることができました。警官は驚いていました。私が「実は、『転法輪』は選びながら読むのはいけないことです。通読しなければなりません」と言うと、警官は「私も『転法輪』の本を読みたい」と言いました。後日、私は『転法輪』を警官に届けに行きました。

 その警官が何日も経たないうちに、また『転法輪』が欲しいと言ってきました。警官は仲の良い副所長が「読みたい」と言い、持って行ったので、「もう1冊『転法輪』が欲しい」と言いました。

 中共が法輪功に対する迫害を開始してから、多くの警官が「文化大革命運動の再来だ」と分かっていました。多くの警官が、修煉者に「安全に注意するように」と忠告していました。私はあの場所を離れてもう11年になりますが、「どうかあの警官たちが良識をしっかり守り、そして、明るい未来がありますように」と願っています。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/10/255477.html)     更新日:2012年4月23日
 
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