浙江省:家族全員に不当判決 夫は行方不明(写真)
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 【明慧日本2012年4月25日】浙江省の法輪功修煉者・李土漢さん(64歳男性)は、デマを流された法輪功創始者の潔白を求め、そして人々に法輪功は素晴らしいことを伝えるために上京した。しかし、そのことを理由に当局による一連のひどい迫害を加えられてきた。

 そして、2年6カ月の不当判決を受けた李さんは、同省十里坪労働教養所で悪質な洗脳を受け、9日間連続で「虎の椅子」の拷問を加えられ続けた。また、トイレへ行くことを禁じられ、わずかな食べ物しか与えられなかった。

 出獄後、李さんは法輪功を続けたことで、610弁公室に精神病院へ送り込まれた。そこでは毒物を注射されるなどで苦しめられた。これらの迫害により、李さんは骨と皮ばかりにやせこけた。

李土漢さん

 一方で当局は、李さんの家族に対して、同じく修煉者の妻に懲役3年、息子に懲役14年の不当判決を科し、李さんは一家離散となり苦境に陥った。さらに、李さんは以前から身分証明書をはく奪されたままで、就職のため政府の関連部門に何度も再発行を求めているが、拒否されている。

 その後、李さんは地元で身分証明書がないため仕事に就けず、地元を出て遠く離れたところへ出稼いだ。しかし、2004年、仕事現場で捕まえられて以降、8年経った現在も行方不明になっている。

  (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/22/255992.html)     更新日:2012年4月26日
 
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