【明慧日本2012年3月28日】
三、有毒な薬物と拷問で法輪功修煉者を殺傷する
四川省資陽市の警察は2011年12月下旬、法輪功修煉者・李華彬さんを拘束し、二娥湖洗脳班で強制的な洗脳を行った。10数日後、李さんは家に帰ってから意識不明となり、2012年1月12日に亡くなった。この情況は2010年10月、同洗脳班で迫害され、死亡した呉義華さんとよく似ており、これらの事例はすべて、中共当局により秘かに有毒な薬物が使用されたのである。
北京の福田自動車貿易会社の従業員・田世臣さんは、ナイジェリアで仕事をしていた時、チャイナタウンで友達に法輪功が中共(中国共産党)により迫害されている真相を伝えたことから、ナイジェリアに駐在していた中共のスパイに監視されるようになった。2011年12月末、田さんは帰国し北京へ帰った。中共当局は田さんを空港で拘束した。会社の書記は車中で田さんに辞職するように脅迫し、しかも24時間以内に北京を離れるよう命じた。結局、田さんは家に帰ってから16日後、突然死亡した。薬物を使用された可能性が極めて高い。
北京の女子労働教養所で、警官は懐柔県の法輪功修煉者・温玉紅さん、孫桂清さんに毎日多量の薬を強制的に飲ませた。2人は何の薬かも知らなかった。現在、温さんの視力はきわめて悪化し、目の前の人さえはっきり見えず、歩行もとても困難で、全身に痛みがある。
四川省の女子刑務所で、攀枝花市の黄秀英さん(76)は刑務所の病院へ連行され、「薬物による目の治療」を強制された。14日後、黄さんは両目とも失明した。刑務所の医者は「老化現象だ」と言い、責任から逃れようとした。
薬物を使用し、法輪功修煉者に修煉しないという保証書を書かせる以外にも、中共は10数年来、残虐な拷問、洗脳も継続して行っている。
2011年11月17日、湖南省通路県の警官は定年退職した張嫦英さんを懐化洗脳班へ連行した。洗脳班では睡眠、入浴を許さず、食事は1日1食のみで、毎日法輪功を中傷する映像を見るよう強制している。張さんは修煉を放棄しなかったため、両手に手錠を嵌められ、吊るされて滅多打ちにされた。昨年12月2日~10日まで、張さんは9日間連続して吊るされ、手首の骨が見え、傷口から血液やリンパ液が絶えず流れ出しても、警官は依然として迫害を停止しなかった。
拷問の実演:吊り下げる
湖南省湘潭市の610弁公室は2007年8月、法輪功修煉者・趙湘海さんを湘潭市の精神病院に監禁し、すでに4年が経過した。昨年12月19日、趙さんの母親は病院関係者の隙を見て病室へ入り、もともと健康だった息子を見た。趙さんは窓から離れたベッドの上で手錠と足かせを嵌められていた。情報によると、趙さんは冷たい鉄製のベッドの上で、毎日手錠と足かせを嵌められ、長年、医者と看護師に内容不明の薬物を注射されているという。当局は今なお趙さんが家に帰るのを許可していない。
拷問の実演:不明な毒薬の注射
(続く)