四川省:資陽市610弁公室による法輪功修煉者への迫害の実態
■ 印刷版
 

 【明慧日本2012年5月7日】四川省資陽市楽至県に在住する法輪功修煉者・呉光万さんは2012年4月11日午前610弁公室の警官らによって二娥湖洗脳班へ送り込まれ、扶養していた痴呆症の妻と高齢の父を残したまま拘禁され続けた。1999年7.20以降、法輪功の弾圧が始まってから呉さん一家はこの13年来、地元の多数の法輪功修煉者と同じように、公安局や610弁公室による嫌がらせ・拘禁・連行などを受けてきた。

  2010年9月末、呉さんは洗脳班で拘禁された間、転向せず修煉者の強い意志を貫いた。そのため、迫害をエスカレートされ、ライトを照らされて睡眠妨害され、ビデオでデマを流して洗脳されるなど、恍惚とした状態に至らせ、精神的に衰弱してふらふらしたまま修煉しない保証書に署名を強制された。

 この13年来、修煉者は悪名高い二娥湖洗脳班で行われている暴行や拷問によって苦しめられており、被害者が数百人にも上ったという。そして、同施設での一連の迫害によって趙玉霞さん、呉義華さん、李華彬さんを含む多数の修煉者が命を失った。その死因は、毒物によるものだと言われているが、今回、呉さんも毒物で亡くなった人達と同じような異常が体に起きたという。

 資陽市610弁公室の主任・王安鵬は、法輪功の弾圧が始まって以来、中共(中国共産党)当局の法輪功への弾圧政策による各種の奨励に目がくらみ、良心の呵責もなく当局による迫害に加担してきた。市610弁公室の主任に就任してから、7年にわたって政法委員会(情報、治安、司法、検察、公安などの部門を主管する機構)や警察署と結託し、気が狂ったかのように洗脳班へ次々と多数の修煉者を送り込み、修煉者を残酷に拷問し、甚大な苦痛を加えたりして迫害をエスカレートさせた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/27/256273.html)     更新日:2012年5月8日
 
関連文章