四川省:広漢市の法輪功修煉者数人 610弁公室に不当連行(写真)
■ 印刷版
 

 【明慧日本2012410日】四川省広漢市の610弁公室は、328日午前10時、広漢市公安局の国保(国家安全保衞)大隊と南興鎮派出所に命じて、数人の法輪功修煉者を不当に連行した。その後、警官は連行されたすべての修煉者の家財を差し押さえた。家族に抗議された時、「どこでも訴えてろ」と答えた。

 情報によれば、事件の数日前に小型のビデオカメラを持つ私服警官が茶館から、法輪功修煉者を尾行したり撮影したりした。 

 広漢市610弁公室の副主任・毛莉は約40人の警官を動員して自ら指揮した。328日午前10時に南興鎮農業銀行の傍の商店街で、警官と私服警察の2班に分かれ商店街の両端を塞ぎ、法輪功修煉者を連行した。 

 警官は楊鋭さん(30数歳)を連行した時、楊さんは彼らに協力せず、大きな声で「警官は人を連行している!」と叫んだ。78人の警官は一斉に楊さんを南興派出所へ引っ張っていこうとした。楊さんは抵抗したが、警官は楊さんを引きずったり蹴ったりした。警官は法輪功修煉者・羅世召さんを連行した時、羅さんが「なぜ私を捕まえるのですか?」と聞いたところ、彼らは何も答えず無理やり羅さんを引きずって行った。街の通行人は警官の暴行を見て、「引きずったりせず自分で歩かせたらどうですか」と言うと、警官は「それ以上言うなら、お前一緒に逮捕するぞ」と脅かした。 

 その時連行された11人は、彭州市蒙陽鎮の李登坤さん・張木匠さん・唐さん・毛婆さん(80歳)・南興鎮の劉棟梁さん(80数歳)・黄善珍さん・楊鋭さん・羅世召さん・名前が分からない40代女性・広漢市北外郷の陳建華さん・簡陽から来た60代の女性(修煉者ではな、親戚訪問に来た際に一緒に連行された)である。 

 警官は多くの撮影班を連れて、修煉者を連行する時その場で写真を撮った。派出所ですべての法輪功修煉者は身体検査を受けた。身に付けていた金品はすべて没収された。強制的に撮影された、晩の67時頃陳建華さんと楊鋭さんを除いて、他の修煉者は帰宅を許された。帰った法輪功修煉者は全員、取り調べ調書に署名させられた(劉棟梁さんは署名しなかった)。 

 連行されたすべての修煉者の家財は没収された。没収した物品の明細書に関係者の署名は無く、署名されたものであっても全く判読することができない下記の写真を参照)。

《拘留通知书》照片附:《扣押物品清单》

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/4/3/255124.html)     更新日:2012年4月11日
 
関連文章