四川省:党地方組織が70代男性を不当連行 家族を脅迫
【明慧日本2012年3月31日】四川省南充(なんじゅう)市に在住の法輪功修煉者・陳瑞先さん(75歳男性)は、1996年に法輪功を学び始めたが、1999年7.20以降、修煉を続けているという理由で、5カ月間不当に拘禁されたことがある。その後、何度も不当に家宅捜索、嫌がらせを受けた。そのほか、年金も支給されなかった。
2011年、陳さんの娘が他界したとき、居民委員会(党の最下部組織)の関係者らは、それを理由に陳さんに嫌がらせをした。
2012年3月16日、7、8人の警官が陳さんの家に侵入し、陳さんの身柄を不当に拘束して南充西山洗脳班に拘禁した。陳さんの妻と孫は同施設に状況を聞きに行ったが、警官に「労働教養所に送ってやる」と脅迫されたという。
3月21日朝、警官らは再び陳さんの家に押し入り、陳さんの妻を脅迫した。
3月22日午前9時過ぎ、陳さんの妻と孫が鳳凰楼居民委員会に行き、陳さんの状況を尋ねた。しかし、居民委員会の書記は大声で罵り、ほかの関係者らと一緒に陳さんの家族を追い出した。その騒動で多くの通行人が集まってきた。
通行人に見られた書記は、責任を回避するため、大衆に向かって、「陳は派出所に連行された。自分とは関係ない」と言った。また、「陳の家族を労働教養所に連行する。陳の刑期を3カ月から6カ月に変更する」と叫んだ。最後に、陳さんの家族は通行人の助けで安全にそこから離れた。しかし、陳さんの家族は家に着くまで、ずっと監視されていた。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/25/254705.html)
更新日:2012年4月1日