四川省:高齢の女性 拷問され死亡
【明慧日本2012年3月13日】四川省成都市金堂県に在住の法輪功修煉者・周素瓊さん(75)は、2011年10月27日午後1時頃、自宅で地元警察に身柄を拘束された。
連行当日の深夜11時過ぎ、周さんの息子は、地元派出所から「母親を連れて帰れ」と連絡を受けた。派出所に着くと、周さんはすでに昏睡状態だった。しかし警官らは「母親は寝ているから、起こすなよ」などと言って、周さんの息子を騙した。息子は実直で、言われるがままに書類に署名し、母親を引き取った。しかし翌日の午後になっても、母親は目覚めず、昏睡状態が続いた。息子が母親の体をよく調べてみると、背中全体が青くうっ血し、胸部にはガーゼが当てられ、口の中には糞便が見つかるなど、異常な状態だった。そこで家族は警察に騙されたことにやっと気づき、あわてて母親を金堂県第一人民病院へ送った。
周さんは入院して3カ月間、ほとんど昏睡状態が続いた。入院期間中、何度も緊急治療を受け、非常に危険な状態にあった。結局、医者は「もう治療をやめましょう。内臓はすべてぼろぼろです」と家族に宣告した。周さんは、帰宅後も回復することはなかった。
2012年2月8日、周さんは亡くなった。現在、周さんの家族は地元610弁公室から脅迫を受け、この事件の真相を外部に漏らさないよう圧力をかけられているという。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/3/2/253722.html)
更新日:2012年3月14日