明慧法会|空前絶後の法の中で修め、誓約を果たす中で衆生を済度する(三)
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文/遼寧省の大法弟子 小宇

 【明慧日本2012年5月22日】

 三、随時随所で、各階層の衆生を救う

 30年来、私は夫と共に政府機関に勤めて、各階層、各方面の人に接触しています。当地区は地方の小さい都市のため、上から下までそれぞれの階層に私たち夫婦の知り合いはとても多いのです。これは真相を伝えて「三退」を勧めることに、とても便利な条件を揃えたともいえます。

 (1)家族と親戚に「三退」を勧める

 私はまず家族と親戚を対象に真相を伝え「三退」を勧めました。『九評』が発表された後、長期間にわたり共産党の政府機関に洗脳された夫は『九評』を読んでも納得せず、『九評』と大法に抵抗して、私が煉功すると彼はよく怒ります。怒る時、彼は高価な電子辞書を地面に投げたり、服を投げて散らかしたりしました。私が実の兄と姉、娘に「三退」を話した時も、みんなは私が政治に参与していると誤解して、それぞれが「お母さん、そんな暇があれば遊んでくれば」「あなたの行為は、共産党に反対しているのじゃないか」「騙されているのではないか」と言ってきました。私の気持ちは重苦しくて、辛い思いがして、涙まで流れました。

 家族に対する情、他の執着心、特に闘争心を抱いて真相を伝えてはならない、と私は次第に悟りました。それから、彼らが何を言っても私は落ち着いて対応できるようになりました。私は彼らに「天安門焼身自殺」の真相、「2億年前の預言石」、私の修煉体験と修煉後の体の変化などを教えました。とうとう夫は脱党して、更に私と一緒に学法と煉功もするようになりました。また、大法弟子の基準をもって自分を律して、私と一緒に真相を伝えたりもしました。娘に対して私は親心の執着を放下して、娘に大法資料を見せると、少しずつ娘は真相を聞き入れてくれるようになりました。娘と一緒に『精進要旨』の中の『境界』を学んだ時、彼女はすぐ「心を優しくして良い人になる」の道理が分かって、それから心を入れ換えて、「三退」にも同意しました。私は兄と姉に『九評』を勧めて、読んでから真相が分かった兄と姉は「三退」に同意して、さらに姉と2人の妹は大法の修煉に入りました。

 (2)政府の役人に真相を伝える

 ある日、私の古い上司が帰ってきて、昔の部下達を集めて食事をするのに、私も誘われました。当日、政府、公安局、人民代表大会および各機関の高官が多く集まりました。ふだん、彼らに会うことが難しいので、これは真相を伝える良い機会です。彼らは過去は私の古い同僚ですが、みんな共産党の統治から利益をもたらされたので、長年、共産党に深く毒害されています。中には公安局の役人もいて、彼らに真相を伝えると、すぐ自分が法輪功修煉者であると分かってしまうのではないか、と私は少し恐れていました。その時『マンハッタン法会での説法』の中の一言、「真相を伝える時に出会う各種の人、出来事はいずれも簡単なことではなく、皆さんが慈悲の心をもって行うしかありません」を思い出して、今日彼らに出会ったのは簡単なことでなく、きっと何らかの縁があるのだと思いました。そこで、彼らの背後にある共産党の邪悪な要素を除去するように発正念して、必ず彼らを救うと自分の考えを固めました。

 教育局の指導者は「あなたの体はどうしてこんなに健康なのか」と聞いて、「家に火事が起きてもあなたは無傷だったと聞いた。あなた、孫悟空の神通にも負けないな!」と某共産党書記が言いました。真相を伝える機会が来ました! 私は自分の体の変化から話し始めて、大法の不思議さを紹介しました。公安局の役人は「天安門焼身自殺事件」「傅怡彬殺人事件」などはいったいどういうことかと聞いたので、私は、「天安門焼身自殺は江沢民・羅幹の指図で故意に造られた偽りの事件で、法輪功を中傷するためだ。傅怡彬は法輪功修煉者ではなく、彼は精神病患者であり、修煉者は殺生をしない。ハエや蚊さえも殺さないのに、人を殺すことができるわけがない」と説明しました。皆は「私たちも知らなかった、なるほどこういうことなのか、今までずっとそのまま信じていた」と言いました。ある人は「あなたの師父はどうして海外へ行ったのか」と聞くので、私は、「師父は全世界の人を救い済度します。現在、法輪功は114カ国に広がり、煉功者は1億人を超えた」と答えました。教育局の指導者は、「あなたの体はこんなに健康だが、私たちはどのようにしたら良いか? 『三退』とはどんなことか」と聞かれ、私は「三退」の理由を説明しました。また、彼らの気になることをなくすため、「『三退』したとしても、みなさんの仕事にも影響しない、共産党組織に声をかけることはない。ただ自分で心の中で分かっていれば、神様は人間の心だけを見る」と補足しました。財政局の前指導者は、「私には別の信仰があるが、『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と念じたら、あなたの師父は私の面倒をみてくれるのか」と聞くので、私は「本心から念じればきっと効果がある」と答えました。皆さんはまた「預言石」のことを聞いてきたので、説明しました。皆さんは「平安で無事なら福だ!」「今日聞いたことは初耳だが、仕事に影響しないかぎり、私は『三退』をする」と言いました。それで乾杯する時に、彼らは一斉に「法輪大法はすばらしい、真善忍は素晴らしい」で音頭をとり、互いに酒を勧める時も「法輪大法はすばらしい、真善忍は素晴らしい」で挨拶をしました。その時はとても和やかな雰囲気で、本当に「佛光が普く照らせば、礼義は圓明となる」でした。後日、彼らの中で、仕事の中で大法弟子を進んで守った人が本当にいたと聞きました。

 2008年の秋、私のいる職場は強制的に全員に共産党の雑誌を購読させようとしました。それをきっかけに、私ともう1人の同修(彼も政府機関に勤めている)は党委員会の副書記を訪ねて、正式に2人の「脱党声明書」を渡しました。副書記は私たちに「どうして脱党するのか」と聞いてきたので、私たちは彼に法輪大法がどれほど素晴らしいか、修煉した後の心身の変化を教え、また副書記の疑問にも答えて、真相を伝えました。聞いた後、彼は黙ってうなずいていたので、私たちは「三退」を勧めましたが、彼は態度を表明しませんでした。

 数日後、私はばったりその副書記に会いました。彼を救うタイミングが来たと分かりました。私は進んで彼の目の前に行って「副書記、かつて加入した共産党と青年団から脱退しましょうよ。共産党に反逆的な行動を取るよう唆しているわけではなく、共産党は天に消滅されるのです。私が今日危険を冒してあなたに真相を伝えるのは、ただあなたを救うためだけで、脱党してこそはじめて平安になれます」と話しました。彼はやっとうなずいて、眼には涙を浮べていました。

 (続く)

 (明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/11/30/249212.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2011/12/20/130235.html)     更新日:2012年5月23日
 
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