【明慧日本2012年5月6日】
「私たちを助けて人を呼んでくれる」
私たちはもう一軒、夫婦二人住まいの立派な家に行きました。私たちは中に入り、来た目的を説明すると、旦那さんの顔つきが悪くなり、携帯を取って派出所に電話を掛けました。一緒に行った同修は心配して、私の服を引っぱりました。私は彼に大声で「彼は電話を掛け、私たちを助けるために人を呼んでくれますね」と言いました。私は絶えずに師父に加持をくださるように、他の空間で彼に大法弟子を迫害させようとしている邪悪や、この生命を壊そうとする全ての邪悪の要因を崩壊するようにお願いしました。この時、彼は「○○派出所ですか。法輪功を修煉している二人がここに来て、我が村の○○さんがあなたたちに捕まえられたということで、署名を集めているそうです。これは効き目がありますか。署名をしてあげるかあげないか、どちらが良いでしょうか」と電話をかけました。最後に、彼は後ろを振り向いて、ニコニコして私たちに「派出所の人は効果があるかもしれないと言っています。それなら、私がサインしましょうか」と言いました。奥さんも一緒にサインしました。その家を出ると、私はずっと心の中で師父に感謝していました。師父は私たちの危難を取り除いてくだいました。本当に師父がおっしゃった通り「一つの正は百の邪悪に勝ち」(『転法輪』)のようでした。
自殺しようとする子供が救われた
これはもう一軒の家での事です。私たちが中庭に入ると、私の頭の中に「この家では人が死ぬ」という内容が浮かんできたと同時に、物が燃える息が詰まるような匂いがしたので、私は早速家の中に入りました。東の部屋には若い人が横になっていて、西の部屋には老人がいて、部屋の後ろでは3、4人が話をしていて、緊張した雰囲気でした。一緒に行った同修は彼らに話しかけ、どうしたのかと聞きました。旦那さんは「子供が自殺します。誰が説得しても聞きません」と悩みながら言いました。この時、師父の「もし本当に殺人や放火などのことに遭って何も助けなかったら、それは心性の問題です」との法が私の頭に浮かんできました。こんな事に遭うのは偶然ではないので、彼の子供を救わなければならないと思いました。私は東の部屋に入って、炕(カン)に横になった子供に大声で「具合が悪いのですか」と聞くと、彼は眠いと返事をしました。私は「日中に眠いなんて。家にお客さんが来ているから、起きて挨拶をするべきですよ」と言いました。彼は私の子供とほぼ同じ年に見えました。私は「私が何をしているのか知ってますか。私は法輪功を修煉する人で、宇宙の大法を修煉しています。世の人々は宇宙の特性である真善忍に同化すべき、どこへ行っても良い人になって、他人のことに思いやりを持つべきだと師父が教えてくださいました。だから、君のことを聞いて心配しています。あなたは他人への思いやりを持つべきですよ。お父さんとお母さんが君を育ててくれましたが、両親への養育の恩を返しましたか。嫌なことに遭って、逃げるなんて自分勝手なことだと思いませんか。君が死んだら、お父さんとお母さんはどうやって生きていくのですか? 私がね、君に一つの真理を言いますよ。自殺は罪であり、悪いことをしていますよ…」
当時私は彼に人として知るべきことを言い、彼は聞いているうちに顔色が良くなり、目もだんだん明るくなってきて、師父が彼を救ったと私は分かり、そうでなかったら、この子はもう亡くなっていたでしょう。私が後ろを振り向いて、彼の両親に真相を伝えると、彼らは喜んで署名しました。そして私たちを玄関から遠くまで見送って、ずっと「ありがとうございました!」と言っていました。
私は毎回、真相を伝えて人を救う事で家を出る前に、いつも師父の法像の前で、両手を合わせて「弟子は人を救うために外に行き、大事な時に弟子に智慧を開いてください」と師父にお願いします。そのため、いつも順調でした。実はこれは全部師父がなさっていました。今回の署名を集めることを通して、私はとても奥深い体験をしました。肝心かなめの時に師父のお話を聞いてこそ、見せかけのものに動かされず、世の人々を救うことができます。
不適当なところがありましたら、同修の皆さんに慈悲なるご指摘をお願いします。
(完)
(明慧ネット第8回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)
(English: http://www.clearwisdom.net/html/articles/2011/11/20/129591.html) 更新日:2012年5月7日