沈陽市:警察が多数の法輪功修煉者を不当拘束
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 【明慧日本2012年7月7日】遼寧省の沈陽市・沈北新区の公安分局の警官は先月7日の夕方から夜にかけて、多数の法輪功修煉者の身柄を拘束した。

  7日夕方5時ごろ、警官は沈北新区黄家郷に在住の法輪功修煉者・関亜清さんと、法輪功を学んでいない関さんの夫の身柄を拘束し、黄家郷派出所内に拘禁した。

 同日の夜7時過ぎ、警官は新城内、財落鎮、馬剛郷で同時に、当地の法輪功修煉者の身柄を拘束した。郎士屯に在住の法輪功修煉者・李静さん(40歳過ぎ・男性)も身柄を拘束され、家宅捜索を受け、財落鎮派出所に拘禁されたという。

 馬剛郷に在住の法輪功修煉者・王永利さんの自宅には、警官10数人が不法侵入しようとし、王さん夫婦を連行しようとしたが、王さん夫婦は懸命に抵抗した。王さん夫婦は警官の暴行を大声で非難し、多くの人が見物に来た。王さん夫婦はその前後に自宅を離れ、連行を免れた。その後、警官は王さんの家の窓ガラスを壊して不法侵入し、家にあるパソコン・プリンタ・大量のDVDディスクなどの私財を没収した。

 同日の夜8時ごろ、警官は新城堡村に在住の法輪功修煉者・呉麗梅さんの自宅に不法侵入し、呉さんと夫・梁志紅の身柄を拘束し、2人を連れて呉さんの息子の家に行った。そして、警官は呉さんの息子も連行した。警官は呉さんの息子を拷問し、数人の法輪功修煉者の名前を挙げ、「お前はこいつらを知っているのか」と聞いた。呉さんの息子は「誰も知らない」と答えた。呉さん一家は法輪功を学んでいるとして、当局からのさまざまな迫害を受けてきた。

 同日の夜10時ごろ、警官はまた新城子街内に在住の法輪功修煉者・趙素艶の家へ行き、趙さんを連行しようとした。趙さんの夫がドアを開けることを断固として拒否したため、趙さんは連行されずにすんた。しかし、その後、趙さんは放浪生活を余儀なくされた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/6/10/258743.html)
 
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