江西省:女子労働教養所で法輪功修煉者が受けた壮絶な迫害(写真)
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 【明慧日本2012年7月11日】江西省九江(きゅうこう)市に居住していた法輪功修煉者・殷進美さん(女性)は、中共政権によってデマを流された法輪功の潔白を求め、迫害の真相を人々に伝えていた。2009年2月16日、そのことを理由に警官に不当連行・拷問・拘禁の迫害を加えられてきた。そして3月24日、殷さんは1年6カ月の不当判決を宣告され、江西省の南昌女子労働教養所に拘禁された。

殷進美さん

 殷さんは、労働教養所で転向を拒否したとして独房監禁の処罰を受けていた。そこは風通しの悪い狭い部屋である。また監禁中、1人につき2人の監視員に24時間体制で監視された。その後、殷さんは喘息、心臓病、高血圧を発症したという。

 殷さんは食事のたび、ご飯の中に不明薬物を密かに入れられていた。それを発見した殷さんが断固として拒否すると、監守ら数人に押さえつけられながら、灌食された。長期間、不明薬物を投与された殷さんは、手に黒色と紫色の傷跡のようなものを発見した。それは寝ているとき、何者かに麻酔をかけられて不明薬物を注射をされたためであることが判明した。

拷問実演:不明な薬物を注射される

 殷さんは出所後、労働教養所での迫害により体が極度に衰弱し、無気力感、喘息、無食欲の状態が続き、さらに高血圧や心臓病、尿毒症などでさんざん苦しめられた。その間、危篤状態に陥って3回も病院に搬送された。殷さんは、今年5月5日から病院で緊急治療を受けていたが、無念な思いを晴らせないまま9日に死亡した。

 南昌女子労働教養所は多数の修煉者を拘禁し、残酷に迫害することで知られており、また詳細不明の薬物を修煉者に投与する手口を好んで使用しているという。

 以下は一部の修煉者が受けた迫害状況。

 2004年、梁紅英さん(66)は、高血圧になるまで迫害されただけでなく、食べ物の中に詳細不明の薬物を入れられた。

 2002年から3年間の獄中生活に耐えられなかった元教師(姓名不詳の女性)は、心神喪失状態に陥った。彼女が受けた迫害は、監守と受刑者による集団暴行、熱湯を全身にかけられる拷問、毒物投与、灌食などである。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2012/5/18/257686.html)
 
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