大慶市の夫婦 不正裁判に直面
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 【明慧日本2014924日】黒竜江省大慶市の法輪功学習者・趙成孝さん、高秀蘭さん夫婦は85日、市公安局の警官に連行され、市留置場に拘禁された。その後、警官は「この案件は国家機密に関連しているため、弁護士も当事者に面会できない」と言った。現在、夫婦は不正裁判に直面している。

 85日午後2時ごろ、高さんはもう一人の女性学習者と共に、創業城11区で人々に法輪功の資料を配った際、乗風公安分局の警官に連行された。警官は2人のカバンからバスのカードを見つけ出し、名前、住所、身分証明証番号を記録した。そして、警官は2人の自宅に行き、家宅捜索を行って法輪功の関連書籍、法輪功の資料、パソコン、プリンタなどの私物を押収した。

 警官が高さんの自宅へ行ったとき、在宅の趙さんを連行して第三留置場に拘禁した。高さんは市第一留置場に送り込まれた。

 その後、趙さん夫婦の家族は弁護士を雇った。8月29日、家族と弁護士は乗風公安分局へ行き、委託代理の手続きと仮釈放の申請書を担当の警官に渡そうとしたが、警官はどうしても受け取らず、「直接、鄭局長に渡しなさい」と言った。その後、交渉した結果、警官は委託の手続きだけを受け取り、仮釈放申請書を鄭局長に渡すようにと言った。

 その後、弁護士は警官に於局長に電話するよう依頼し、電話で当事者と面会できるよう交渉したが、於局長は、この案件はすでに市公安局に移ったと言った。

 公安局から出て、家族と弁護士は第三留置場に行き、趙さんと面会をしようとしたが、当直の警官は「この中の警官たちはみんな会議に行ったため、30日の午前9時に来なさい」と言った。

 その後、家族と弁護士は留置場から市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に駆けつけ、国保大隊の警官に来意を説明した。警官は弁護士だけ残し、家族をオフィスから追い出した。警官は弁護士に「この案件は俺たちが担当している。案件に新しい進展があった。国家機密に関連しているため、俺たちから留置場に面会の禁止を知らせた」と言った。弁護士は警官の名前を聞いたが、苗字は馮だと言われ、名前は教えられなかったという。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/31/296730.html)
 
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