労働教養処分の女性に重刑判決
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 【明慧日本2015年1月11日】四川省瀘県の裁判所は、検察院と国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と結託して易群仁さん(50代女性)に懲役4年の不当判決を宣告した。

 中国共産党の労働教養制度は各界からの非難により廃止された。易さんは2003年で労働教養1年の処分を下された。県裁判所は「労働教養所で懲役1年」を理由として、易さんにさらに長期間の懲役の不当判決を下した。

 2014年6月24日、県裁判所で易さんに対する裁判を行った。法廷で易さんは脅威、利益の誘惑、拷問で白状させるなどの警官らの違法行為を暴露した。また、留置場に送られて数日後、瀘県国保大隊隊長と警官・朱が用意した書類にサインを強要されたことも述べた。そして、サインしなければ10才の息子に嫌がらせをすると脅されたとし、警官らが法律に違反したことを非難した。県検察院の検察官らは、上記の事実が易さんの身体上に激しい苦痛を与えてはいないとの理由で、警官らの違法行為を否認した。

 今回の裁判を傍聴できたのは易さんの直系親族二人だけで、親戚や民衆の入場は禁止された。傍聴席は警官と私服警官が占めた。

 瀘県裁判所の外にたくさんの人が集まった。おもに各郷鎮、各町会の首長で、傍聴に来た自分の村あるいは町の住民を見かけたらすぐに阻止するためだ。ミニカーやミニバスが20台余り止まっており、車の中で撮影または録画した人がいた。瀘県公安警察署署長は私服で裁判所に出入りしていた。派出所が派遣した各郷鎮の関係者は午前11時以降に解散したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/23/301879.html)
 
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