火事を消す
文/中国成都市の法輪功学習者 慧莲
【明慧日本2015年1月17日】2010年、我が家は小さな町の新居に引っ越すことになりました。町は市を開き、大勢の人が賑やかに往来しました。
家の階下に中華料理店があり、商売は繁栄しています。客が多いため、長時間火を使っているので、厨房の温度も高くなります。コックさんが料理を作っているとき、火炎が上がりました。しかも、すごい勢いで、数分間で煙突から空に向かって飛んでいきました。濃い煙がもくもく立ち込めるようになり、かけつけてきた警官とその場にいた人は、怖くて中に入る勇気がありませんでした。
私は外から帰ったばかりで、この光景を見て、急いで夫と家に来たばかりの男性の法輪功学習者を呼んで、消火器を持って、厨房の中に入りました。警官は2人を止めました。しかし、黒煙と焦げ臭いにおいが漂っている状況を見た2人は、自分の身の安全を考えずに、厨房に突き進み、火を消しました。外に出た時、2人の顔は真っ黒で、濃い煙にむせてしまい、涙と咳が止まりませんでした。
私たちの勇敢さと善い行いは、この町の火災を防止しました。その場にいた多くの人や警官は感動して、敬服の言葉と感謝のまなざしを向けました。
団地に住む多くの人や管理人達は、私たちに非常に優しく、特に中華料理店の人は、私たちに感謝を惜しみません。彼らは「あなた達は素晴らしい人です。ここで安心して暮らしてください。誰もあなた達にみだりに触れることは出来ません」と言いました。