(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
遼寧省:法輪功学習者の親子が不正裁判に
【明慧日本2015年1月29日】遼寧省鞍山市の鉄西区裁判所は22日、法輪功学習者・周改清さん(72)、孟祥君さん親子に対して不正裁判を行った。2人の弁護士は法廷で、2人が公安局により迫害を受けた事実を述べ、犯罪行為を追及するよう要求した。
昨年7月21日、地元の永楽派出所の警官は、周さんの自宅に侵入し、周さんと息子の孟さんの身柄を拘束したうえ、傘を借りに来た孫進軍さんまで連行した。また、孟さんの現金5万元あまり(およそ100万円)を押収した。なお、周さんが押収された金額は不明で、いまだに返還されていないという。
関係者による不正行為は以下である。
一、公安の行為が違法
公安局の関係者は、周さんと孟さんが法輪功学習者であるとの理由で自宅に侵入した。しかし、中国の現行の法律によると、法輪功を学ぶことは合法であり、国民は信仰の自由があり、プライバシーも保護されるべきだと弁護士は指摘した。
二、国民の私物を横領
永楽派出所の関係者は周さんの自宅から8万元(およそ160万円)の現金を押収したが、押収リストには記録しなかったと弁護士は指摘した。
三、案件の物的証拠は一切なし
弁護士2人は法廷で物的証拠を提出するようと要求したが、検察はできなかったという。