無実の罪で10年監禁 湘潭市民が不当判決に直面
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 【明慧日本2015年2月6日】湖南省湘潭市の法輪功学習者・呂松明さん(47)は昨年12月9日午前、同市裁判所で尋問され、弁護士は呂さんの無罪を主張した。

迫害される前の呂松明さん

 呂さんの弁護士は「法輪功の書籍には、真・善・忍を基準として人の修煉を指導し、良い人を目指すことが書かれている。神韻公演は法輪功学習者が演出した舞踊、歌などである。『九評共産党』の配布行為は、憲法に記載された、国民が政党に対して意見を言う権利で、呂さんの行為は法律に違反してない」と弁護した。しかし、当日には裁判の結果は出なかったという。

 呂さんは昨年8月31日、湘潭市梅橋で法輪功の資料を配っていた時に、梅橋派出所の警官に不当に連行され、翌日家財を押収され、9月12日に逮捕状が発布された。

 呂さんは湖南師範大学を卒業し、専攻は歴史学である。大学卒業後、地元の中学校教師となった。1996年に法輪功を学ぶ始め、真・善・忍の法理に従って良い教師となり、見義勇為者(正義感から捨て身で人助けをした人)奨を受賞したことがある。1999年、中国共産党が法輪功を迫害し始めてから、呂さんは2001年と2007年に二回、各5年間、計10年にわたって無実の罪で拘禁された。

拷問の再現:吊るされる

 この10年間、呂さんは刑務所で残酷な迫害を受けた。繰り返し欧打され、宙吊りにされ、灌食された。現在は歯が六本しかなく、重い心臓病に罹っている。2012年2月3日、呂さんは解釈され家へ帰ったが、最近、再び不当判決に直面している。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/12/17/301627.html)
 
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