【明慧日本2015年2月15日】天梯書店はニューヨークのマンハッタンにオープンして以来、2ケ月ごとに法輪大法の九講の勉強会を開催している。2015年最初の教室は1月26日に開催する予定であったが、25日は米国東北部ではめったに見られない吹雪になると予報されており、ニューヨークのビル・デブラシオ市長は「これはニューヨークの歴史上最大の吹雪の中の一つになる可能性がある」と話した。
州知事、市長の判断で26日、ニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州、ロードアイランド州、マサチューセッツ州に非常事態宣言が出された。6700便の航空機が欠航になり、25万人の旅客は空港に閉じ込められ、東北部の小中学校、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学などは27日、吹雪のため休講し、試験は延期され、ニューヨーク・ブロードウェイのいくつかの劇場は26日夜の公演がキャンセルされ、米国全土のバスケットボール(NBA)の多くの試合が延期され、ニューヨークのいくつかの動物園は休園した。ニューヨーク・マンハッタン地区では26日午後、人々は早めに仕事を引き上げ、地下鉄や電車の駅へと急ぎ、家に帰って吹雪を避けようとしていた。ニューヨークの地下鉄や電車の駅はその日の夜23時に閉めることを決定した。
このようなで状況で26日、ニューヨークの降雪は事前に予想された程ではなかったが、公共交通機関がなくなるため、天梯書店は早めに店を閉めなければならず、9日間の教室を2日遅らせて開催した。
開催後、1日目から5日目は情況がまだよかったが、6日目にはまた吹雪になり、再び参加者たちに対して試練と不便をもたらした。
ダイアナさんは今年3月に出産予定の若い妊婦である。彼女は1年前に新聞で天梯書店の定期的な教室を知った。しかし、ずっと連続9日間の時間が作れなかったので、機会を待っていたという。彼女は「子供が生れたらこの教室に参加することができなくなるので、出産する前に彼ら(二人のまだ生まれていない子供)を連れて学びに来なければならない」と考えていた。6日目に再び現れた悪天候は、ダイアナさんを非常に悩ませ、彼女はメールで6日目の教室に参加することができないと伝えた。
書店のスタッフはダイアナさんの大法を学びたい気持ち、及び悪天候が妊婦にもたらした圧力を理解し、直ちに返答して理解と激励を表した。その結果、6日目の教室は誰も欠席することなく、ダイアナさんも引き続き授業を受けに来ることを決めた。彼女が書店の階段を上がった時、スタッフは大きな声で「わあ、あなた達の3人を歓迎します!」と叫んだ。
今回、法輪大法の九講の教室に参加した学習者は、米国、イギリス、カナダ、ルーマニア、中国、グアテマラ、イラン、日本、アルゼンチンの9ケ国からの出身だった。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/2/4/148230.html)