【明慧日本2014年10月17日】神韻(シェンユン)交響楽団2014ツアー公演が米ボストンで5日、初公演が開催された。そして11日、ニューヨーク・マンハッタンにある音楽の殿堂、カーネギー・ホールで2回目の公演を行い、再び観客を感動の渦に巻き込んだ。
世界的な音楽家と声楽家、約100名が在籍する神韻交響楽団は、西洋のオーケストラを基盤に、東洋の繊細で伸びやかなメロディーを引き立たせる斬新なスタイルで、神韻のオリジナル舞踊音楽、及び西洋のクラシック名曲を演奏し、中国文明の奥深さと世界の名曲を表現した。従来の音楽領域を超えた壮大なスケールと繊細な表現手法で、曲を終える度、観客から熱烈な拍手が湧き起った。
11日、NYカーネギー・ホールで演奏した神韻交響楽団
二胡三重奏
トランペット三重奏
イタリアオペラのアリアを歌うテノール歌手
神韻のソプラノ歌手
最初に演奏されたのは神韻のオリジナル舞踊曲『世に下る神々』であり、その壮大さと力強さが聞く人を圧倒した。テノール歌手は神韻の独特な発生技法で、イタリアのオペラ『トゥーランドット』のアリア「誰も寝てはならぬ」(Nessun dorma)の高難度とされる曲を自在に歌いきり、満場から熱い喝采を受け、神韻のソプラノ歌手の歌唱力の高さが更に場内を沸騰させた。また、音楽史上初の二胡三重奏の協奏曲を始め、トランペット三重奏の協奏曲も人気を博した。西洋でお馴染みのクラシック名曲も完璧に演奏され、多くの聴衆が思わず感動の涙を浮かべた。公演が終了すると、満場の観客が起立し、拍手と歓声を送り続け、2人の指揮者がそれぞれアンコール曲を指揮した。
音楽家「感動して10数回も涙が溢れ出した」
フルートとクラリネット奏者・エリザベス氏
ペンシルベニア州から神韻交響楽団の演奏を鑑賞に来た、フルートとクラリネットの奏者エリザベス・ペコタ(Elizabeth Pecota)氏は、「美しすぎる! 大変感動した。10数回も涙が溢れ出た」と述べ、見事に融合された西洋と中国の音楽に感動したという。また「テノール、ソプラノ、すべての演奏家は皆一流で大好き」と、レベルの高さも称賛した。
音楽家・キング氏
ジャズなどのコンサートをよく開催する音楽家キング(Breyone King)氏は、神韻の音楽が心の中で流れているという。そして次のように感想を述べた。「聞くに止まらず触れることもできた。音楽が私の心の中で流れている。その音楽を見ることも触れることもできた。恐怖と暗黒が襲来してくるとき、私は寒さを感じた。それから音楽はまた明るくなり、勝利を表現した」
ミュージシャン・ロイド(Lloyd)氏も感動した。「大変感動した! 東洋と西洋の音楽の真髄が完璧に融合されている。神韻は西洋の古典音楽の真髄を取り入れ、新しい音楽のスタイルを創り上げた」
著名な学者「神韻の音楽は多くの人に鑑賞してほしい」
世界的な神経学者・ゴールドバーグ教授
世界的に有名な神経学者ゴールドバーグ(Elkhonon Goldberg)博士はニューヨーク大学の教授で、脳科学ネットSharpBrainsの創設者と首席顧問でもある。アジア文化が好きな教授は初めて中国の音楽を聴き、神韻の二胡に魅せられた。そして「より多くの人が鑑賞できるように、ニューヨークで公演を多く行ってほしい」と語った。
作家・ジャーナリスト「曲には魂が吹き込まれた」
作家でジャーナリストのセリア・ファーバー氏
ニューヨークの作家でジャーナリストのセリア・ファーバー(Celia Farber)氏は、神韻交響楽団の演奏は、今まで鑑賞してきた西洋の音楽と違い、魂が吹き込まれていると讃嘆した。
マスコミのプロデューサー・リリアン氏
マスコミのプロデューサー、リリアン・ギルデン(Lillian Gilden)氏は感想を次のように述べた。「壮観だった! 音響効果は抜群。毎分が幸せとしか言いようがない。神韻の音楽は感情に満ちて特に感動した。奏者と言い、声楽家と言い、全員が素晴らしく、この公演が鑑賞できて本当に感激した」
ニューヨークに感動を与えた神韻交響楽団は引き続き、ワシントンD.C.、カナダのトロント、シカゴ、フロリダ州のマイアミとサラソタで公演を行う予定。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/10/14/146384.html)